ADHD BreakTime

★今から25年以上前の子育て(ADHD LD) 奮闘記★

★今から25年以上前の子育て奮闘記★

ADHD/LDなのかな・・?と感じ、病院や専門機関へ 診断に行くこと、障害というものについて思うこと

1ADHD(LD)なのかな・・?と初めて思うとき  ADHDやLDの診断基準やその症状や特徴の話しを聞いて、「そんなの誰でもあるじゃない。何でも障害に結びつけるのは、よくないよ・・」というような話しを聞く事があるのだけど・・・。 その言い分もわかるのだけど・・・。でも、実際に「社会での生きにくさ」、「集団生活(学校や幼稚園・保育園)での不適応、また不適応からくる度重なる叱責や、他の保護者から、または先生からの苦情・・・」等が何度もあり、その生きにくさや周りの人からくる苦情について、親はどのように考えていけば、良いのかな・・・?と  例えば、幼児期に公園へ遊びに行き、ブランコの順番を待つことが、とても困難というとき・・・。「子どもは、皆待つのは苦手だよ・・」と言うのは、わかるのだけど・・。でも、その順番の待つという状態が、「まずそこの場所に立っていられず、走りだす」、「かんしゃくを起こす」「ブランコに乗っている子の目の前に、飛び出して怪我をする・・」こんなことが、しょっちゅうだったら・・?公園に遊びに行くだけでも、色んな意味で大変だったりしないか・・・?。 買い物に行くと、本当に1秒でも目を離したら、いなくなっていて、商品陳列の中で、かくれんぼしていたり、勝手に商品を開けたり、店内を走り回っていたら・・?それが、買い物行く度で、店内のブラックリストに載るんでは?とヒヤヒヤするくらい・・・。 レストランに行ったとき、やはりじっと座れず、店内を走り回ろうとしたり、テーブルの下にもぐったり、イスの上でかろうじて座っていても、動くので、ウエイトレスさんが食事を運んでいるのを、邪魔してしまうくらいの、動き回ってしまうのが、毎回のようにあったら・・・? 熱い料理なら、こぼして、周りの人にやけどをさせてしまうこともあり得るし、やけどをしなくても、お皿を割ってしまったり、料理をこぼしてしまったりなどは、周りでゆったり食事している人の気分を台無しにしてしまうんじゃないかって・・。 初めての幼稚園の面接の時に、「じっとせずに動き回る」「動き回り、イスの上、机の上に乗ったり」「面接の場で走り回ったり・・・」そしたら、どうなるかというと、幼稚園のほうから、面接後、入園を断られたりする。。傷付くよ・・こういうのは・・・。


9いや、そういう子供いるじゃない・・ と・・まだ言うなら、 幼稚園を断られる・・または、入園してからの苦情には、どうしたら良いですか・・?と、こちらは思う。「そういう子供いるじゃない・・」と、言葉で言うだけなら、簡単じゃないか・・・???? どうすればいい・・? どんなに言ってもきかない子供を、厳しく躾ければ、厳しく育てれば、良くなるの・・? でも、厳しく躾ければ・・・、厳しく育てれば良くなる・・? というのは、ちょっと違うというのは、これは、ハッキリしている。。。なぜなら、本人を本当に理解した状況で育てなければ、精神に支障をきたし、何かしらの精神疾患につながりやすい・・になってしまうから。。 それに、何度も叱っても、厳しくしても、良くならない・・むしろどんどん状況は悪化する・・これは、ADHDやLD・PDD(広汎性発達障害)を持っている人、または育てた人達が充分知っている事実なんだけど・・・・。 だから、「そんな子供はどこにも居るじゃない」と言うだけの人は、ADHDやLD・PDD(広汎性発達障害)がどんな、障害特性なのか、知らないから、口先だけで言えるのかなーー??? 子供の個性や気持ちを充分理解し、その子供に合った育て方を考えるというのは、小さい頃なら特に、子供それぞれの発達段階を意識して育てた方が良く、 発達段階・・・・例えば、2語文の言葉すらまだ上手く話せない子供に、「早く3語文で話せるように・・」と、階段をいきなり2段飛ばしで上がるような、強制・矯正するような育て方は、子供にとっては、何だか辛いし、わかりにくい。 2語文の言葉がまだの子には、その子供に合った会話のコミニュケーションをしながら、徐々に単語を覚え言葉を増やした方が、ずっと良い。 今は核家族化していて、親が子供を一人で抱えて、育児に悩むというようにもなりやすいので・・・、保健婦さんや、乳幼児検診、子どもの相談機関などで相談してもいいと思う。 または、書籍、TV、新聞、インターネット等で、ADHDやLDを知り、「うちの子は、もしかしたら、ADHDまたは、LD、アスペルガー・・・?なのかな・・?」と気になり、具体的にどのように考えていったら良いか知る為に、専門機関や専門の病院等に・・・、となるんですよね。。


2診断されて良かった・・ とよく聞きます。でも、これをはたからみると「そんなの誰でもあるじゃない。何でも障害に結びつけるのは、よくないよ・・」というように・・、とられてしまうのかな・・? 診断されて良かったというのは、何も障害と認定されて、喜んでいるわけでは、全くないのですよね・・・。今まで、どうしてこんなにもうまくいかなかったのか?、うまく出来ない・うまくいかないのは、 自分という人間がダメな人間だから・・という、自己を否定したり、精神的に追い詰められていた状況から、 原因や理由が知れて、今後どのように考えていけば良いのか・・?という方向性を少し見つけることが出来て、良かった・・・・。という意味での「診断されて、良かった・・」なんですよね。。そもそも、障害と認定されて嬉しい人なんて、あまりいないと思います。。


3その人によって、特性・状態・症状が違う、環境が違えば、もっと違う・・ ADHDが主症状だけなら、小学校のうちに多動もおさまり、社会的に適応がよくなり、成人になった際の自立できる能力が、充分備わるという統計があり、実際に育つ過程の中で、二次障害(ADHDやLDが原因での、無理解による育ちや環境からくる、精神障害の合併)さえなければ、確かにそうだよね・・というのは、感じます。 LD を合併していた場合、そのLDの内容にもよりますが、障害がADHDだけでなく、LDという障害も併せ持つので、障害が2つに増えた分、もうちょっと困難さが増したりします。でも、これも、その人がどれくらいのADHDの症状を持っていて、どれくらいのLDの内容かによるので、LDと合併していたからと言って、ADHDとLDを重複している人、全てが生きにくい・・というわけでは、ないのですが・・・。 また、環境によっても、適応の状態や生きにくさが違うというのがあります。二次障害というのは、主に、この環境・・・、つまり周りの人たちとの関係で、二次障害がおきたりします。 なので、逆に環境が本人にあってれば、適応も良く、二次障害にはなりにくいというように、周りの環境によって、適応の内容や、ハンディの度合いが、変化するんですよね・・。 10例えば、のんびりした環境、 例えば、のんびりした環境、また周りの大人達も、のんびりとした雰囲気なら、子どもが、激しくその辺を走りまわっていようが、木の高いところにのぼっていようが、あまり神経質にならずに、気にしなかったりします。TVでもたまに、捕まえた蛇を得意げに持って、肌シャツと短パン、サンダル履きで、嬉しそうに、駆け回っている子供とか見るじゃないですか・・、子供時代を野生児のように遊べる環境は、ADHDの子には、向いてる環境かな・・?と感じるんですね・・。 「きちんとしていなければいけない環境」というのは、得意なこと、苦手なことのデコボコが目立つADHDやLDの子には、ちょっと不適応になりにくいと感じます。。。「きちんとしていなければいけない環境」というのは、 「全てにおいて、きちんとする・・・、つまり、全てにおいて、それなりに出来ないといけない・・」というようなことを、求められやすい環境だったりするので、得意なこと、苦手なことの差が大きいほど、「全般的に、それなりに出来ないといけない」環境は、ちょっとあわないかな・・と感じます。。。 幼稚園は、私立に行かれる方が多いので、私立では、それこそ色んな教育方針ありますよね。。なので、幼稚園の特色が、その子どもに少しでも合えば、不適応さは少しでも緩和できるし、あわなければ、不適応さは増すので、環境と、その子どもの適応の変化は、とても関係があるというのが、幼児期の幼稚園から考えてみても、感じることが出来ますし、 小学校以降も、公立の学校に行かれる人が多いですが、公立と言っても、地域の環境や、地域の教育委員会の考え方、学校の校長先生、担任の先生の考え方など、様々なので、その学校の特色や雰囲気が、少しでも、本人に合えば、もう少し不適応さは、減るのですが、本人が二次障害にならないよう、また周りとの不適応を、どのように考えていくか、常に周りとの兼ね合いがすごく影響あるんですよね。。


4その人によって、必要な環境や支援が違うということがあるので・・ ADHD、LDと言っても、その人の持っている症状の強さや、内容は、違うので、その人の必要な支援や環境は、本当に違うのですね。。なので、ここで、やはりそれなりに、親も努力しなければいけないところなのですが・・ 「そんなの誰でもあるじゃない。何でも障害に結びつけるのは、よくないよ・・」という話しをよく聞くことがあるのですが、それと同時に、「そんなに大変なら、個別指導学級に行って・・」という話しも聞きます。 どうなんでしょう・・「そんなの誰でもある・・」という方もいれば、「大変なら、個別指導学級に行って・・」というお話し・・。この2つのよく聞く話しだけでも、ADHDやLDということへの、捉われ方の極端な違いを感じます。 それと、同時に、ADHDやLDを持っている子どもの求める支援や環境というのは、このよく聞く2つの話のような、極端な内容ではなく、、本当にその子どもによって違うのですね。。 親なら、自立した成人になって欲しいと思うのはありますよね。。なぜなら、子どもを自立できる成人に育てるのが、育児の最終目標であるというのもありますし、年齢で言えば、親は、いつかは子どもより早く死ぬというのもあります。いつまでも、子どもの面倒を、見れるという保証は親も出来ないのです。だからこそ、育児の最終目標が、自立につながるんだと思うんです。 そして、その人自身の自立というのも、それぞれなんですよね。 得意分野やがあり、それを生かした職業に進み、生活できるような自立のされ方の人もいれば、毎日作業所にいき、グループホームで生活していく自立もあり、その人にあった・その人が選んだ、自立生活は、本当に、それぞれです。。。 自立した成人になるという過程の中で、必要な支援や環境や理解というのは、その子供によって、違うのですね。。だからこそ、親は、その為に、努力しているというのがあります。


5PTSD/心的外傷後ストレス障害 という、「障害」という言葉がつく、診断名があります。。。PTSD/心的外傷後ストレス障害という言葉を聞いて、たいていの方は、 大変な事故や事件・災害に見舞われ、その時の記憶が心から抜けず、何度も蘇ったり、突然その記憶が蘇ったりと、非常に辛い、苦しい心の状態で、日常生活に支障が出たりするので、「障害」という名前がついたのかもしれいませんが 大変な事故や事件・災害に見舞われた方に多く見られる症状なので、ここで「障害」という名前がついても、それにたいしての、偏見より、「辛かったでしょう・・大変だったでしょう・・・」と、思われる方が多いのではないか・・と 運動会では、「障害物リレー」とか、「障害物競走」というのがあります。。前に進むのをはばむ物が、たくさん仕掛けられた中での、種目ですが、障害者の生きにくさに似ています。 私は、障害と聞いて、まず思い浮かべるのが、この「障害物リレー」とか、「障害物競走」だったりします。。だから、「障害者というのは、困難を乗り越えながら生きていく人」という、印象が自分の中にありました。。 私は、そう思っていますが、それでも「障害」と言う言葉が、偏見のかたまりのような言葉に聞こえるのは、それは「障害者」を偏見で、見ている人がたくさんいるからでは無いかと思うのです・・・。 「○○障害者」というと、どこか偏見な目で見られたり、異端のようにも見られたりする・・・。でも「PTSD/心的外傷後ストレス障害」と言うと、偏見な目では見られない・・・、同じ「障害」という言葉が入っているのに・・・


6障害って特別なことなの? 障害って、特別な事だと思いますか・・・。私は、子供が障害と名のつくものに診断されて、初めて障害というものを、意識することになりましたが、 障害というものを身近に感じて、気がついたことは、「誰でも、障害者になる可能性がある」という事でした。事故や病気で、命は助かったけど、障害は残るということは、あるのだということ・・。 自分が、事故や病気で、命は助かったけど、障害は残るという状態になったときに、ハンディを持ちながら生きるということに対し、どんな生き方をしたら良いのか、考えた事はありますか・・? 障害に偏見を持つのは、その人の考え方ですから、どうこう言うつもりは無いのですが、病気や事故で、健常者が、障害者になる確率は、0%だと保証できるものではないと言うことは、事実だと感じます。 どんな人も、障害者になる可能性あるということ。。。私は、子どもを通して、障害・ハンディを持って生きるということを、考えるようになりましたが・・・、 健常者の方と比べれば、ハンディがある、障害があるというのは、周りの方からの、支援や理解が、とても重要になるので、確かにハンディがある分、特別なのかもしれません。。 だけど、健常者が、障害を持たないという絶対の保証も無いということを思うと、障害というのは、特別なものでもあるし、今健常者である人も、障害を持つ可能性も、ゼロではないわけで、障害というのは、特別なもののようで、特別なものではないんだ・・と感じています。


7レッテル張りとか、型にはめているとか、そう捕らえる方もいるようですが 理解を求めていくというのは、精神的なエネルギーを、かなり使うんですよね。、当事者にならないと、こういった心情とか、実情というのは、きっとわからないのかもしれない・・とも思います。 レッテル張りとか、型にはめるとか、だけ言って終わりにされても・・と思います。言葉であれこれ言うだけ、言うのって、とても簡単なんですよね。。 子どもの特性を知って、理解し、育て、また周りの支援と理解を得る為の、手立てのひとつとしての診断名があった・・でいいじゃないか・・と思います。


8 それでも、なんだか「障害」って言葉じたいは、周りの偏見もあり、なんだか、暗いイメージありますよね。「障害者」というより、「障害に対してチャレンジする人」と言う意味で、「障害者」を「チャレンジャー」と言う国もあるそうです。 私も、「チャレンジャー」という、言い方のほうが好きだな。。 それと、「LD」は、断然、「Learning Different(学び方が違う)」と言う方が好き。 ADHDは、「うっかりさんだけど、愛嬌たっぷり」とか 、 自閉症スペクトラムは、「内なる能力を秘めたクールな人」とか、そんな感じの意味を含めた、いい表現言葉無いかな・・?

言語性LD(学習障害)と聴覚認知・中枢性聴覚処理障害?APDとのこと

聴覚処理障害 APDは、2000年ころ、E・ハロウェル著の書籍で見つけ、アメリカのLDのサイトの英文を自動翻訳して当時自分のサイトに記載した(日本の和文で、聴覚処理障害 APDをネット検索する事は出来ず、図書館にも関連本は無かった)

1中枢性聴覚処理障害?APD(auditory processing disorder)という考え方

幼稚園の頃、アルファは、WPPSI(5歳時)、WISC?III(6歳時)、K・ABC、ITPA等の検査を年中、年長、と検査していました。その検査結果と指導内容の中で、先生からADHDと聴覚認知の問題があると言われました。 聴覚認知の問題、聴覚処理の問題があると言われ、それはどういう状態ですか?と聞くと、話しを聞いても理解できないということですよと言われ、ますます私はその状態が理解できずにいたのでした。

この聞いても理解できないというのは、そのお子さんによって状況がいろいろあるそうですが、おおまかにいうと、

・言葉は聞き取れるけど、その言葉の意味がわからない・意味をはきちがえてしまうという状況。(こういった状態はPDD・広汎性発達障害を重複している場合が多いそうです)と、

アルファのように、

・言葉じたいがうまく聞き取れなて、相手の言っていることがよくわからないという状況があるようです。


2アルファはまず聴覚短期記憶がとても苦手なので、相手の話す言葉を、保持することがうまくできないのがあります。

言葉の意味の履き違いがないのと、視覚短期記憶が良好なので、文章などを読んだりする視覚言語理解のほうで、聴覚言語理解を補うことが多いのです。

「子どもはなぜ親の言う事を聞かないのか」E・ハロウェル著の本で、聴覚認知の問題、聴覚処理の話を読み、この本で、CAPD(APD)(中枢性聴覚処理障害)という言葉を知りました。日本では、「中枢性聴覚処理障害」という言葉は、ほとんど聞いたことない言葉でしたが、とても興味があったので、これについてWEBで調べてみました。その調べた内容を下記に載せました。

(すでに、聴覚認知の弱さを指摘されてるので、CAPD(APD)でも、聴覚認知のLDも、同じような意味なんですけど・・・・)


3CAPD(APD)(中枢性聴覚処理障害)とは、耳からの情報がつかえない、他の子のように聞けば解るという仕組みになっていない 「中枢性聴覚処理障害とは、音の情報処理をする脳の回路がうまく働かない状態をいう。耳から脳までの間の障害、あるいは知的な障害を除く」 耳からの情報が使えないと当然困ることがたくさんでてくる・・・。

話がわからないので、注意力が散漫になる、手際がわるい、友達づきあいが上手くいかない、自信がもてない等、、、 ADHD(ADD)とCAPD(APD)「中枢性聴覚処理障害」の状態はとてもよく似ています。。

そして、CAPD(APD)とADHD(ADD)を両方持っている子も多いということで、真性のCAPD(APD)ならば、様々な訓練によって聴覚処理能力を向上させてゆけるそうです。ADHD(ADD)ではないので、薬物治療はおこなわれないそうです。ただし、ADHD(ADD)が合併している場合は、ADHD等の薬を服用することがあります。


4アルファは、耳から話しを聞いても、話した内容を保持していくのが苦手なので、話しを読んでいくほうが、理解しやすいようです。普段のアルファとの会話でかなりの話を聞き間違えているのを感じます。そのつど、ゆっくり話しているのですが、、、

多動で、注意転導性が強いので、話を聞くのが苦手なアルファは、日常では聞くことに意識を向けるのが難しいようです。。。これだけ多動や注意転導が強いのですから、アルファは、ADHDは確実に持っていると思います。CAPD(APD)「中枢性聴覚処理障害」だけなら、こんなにも多動が強くは、ないずですし・・・。

授業では、口答よりプリントを併用した授業のほうがアルファにはわかりやすいようです。視覚的手がかりを使うというのは、ADHDとCAPD(APD)も似ているなぁと思いました。下に載せたCAPD(APD)の子供の状態は、まさにアルファにあてはまるものばかりです。(大きな音を好む、重要な音に気づかない、なども・・・)


5CAPD(Central auditory processing disorder)?現在では、APD(auditory processing disorder)として言われる・・。

英語は全くわからない私ですが、翻訳ソフトを使いのHPを翻訳してみました。 直訳なので、英文の意味を取り違えているところもあると思います。あくまでも参考のひとつとして見てください。(^-^;A) (英語がわからんのにこんなもん載せて!)

通常の聴覚処理能力では、人が話を聞く時、バックグラウンド・ノイズ(周りの音)がある状態でも、会話を聞き取り(聴き取り)、理解することを可能にします。

(人が持っている、聴覚処理能力とは、周りに様々な雑音があっても、それに惑わされるずに必要な音だけ選別して聞き取れるということを可能にしているということですね・・・)


6聴覚処理混乱を持った子供の特性

1. これらの子供は正常なヒアリング(聴力)を持っているが、軽い難聴のように感じる。

2. 多くの場合、これらの子供は未熟児だったかもしれません。

3. 処理問題を持っている子供の85.90%は、慢性の中耳炎を持っていました。

4. これらの子供には、スキルに参加するには貧しい聴衆です。

5. 子供は質問を理解しないかもしれません。 (その子の聞き取れるレベルの内容の話しでないと、理解が難しくなります。 また大勢いる部屋では尚更、聞き取り(聴き取り)にくくなります。)

6. IQは、通常平均である、または、平均以上である。 (息子は、文字を習得してから、本を読んだほうが言語理解が良かったです。 視覚性言語理解のほうが良かったため、聴覚性言語理解での言葉の発達だけでは不十分で、視覚性言語理解で補うことにより発達検査結果等が上がってきました)

7. 言語発達にしばしば影響して、言語遅延を持っています。 (アルファも言語発達遅滞でした)

8. 時間概念は、理解することが困難です。これらの子供は現時点のために生きます!彼らは前もって考えません! (聴覚記憶が困難な為、ワーキングメモリ・短期記憶がうまくいかない。そのため、物事に対する考え・行動が、その場その場での瞬間的な考えに基ずく行動や考えになってしまうのでしょうか?)

9. 音楽、あるいはTVの音が、大きいのを好みます。 (アルファを見ていて感じることは、周りの雑音を少しでも排除するために聞きたい音を大きくしているのでしょうか?)

10. 重要な音を気に止めない、全く気にしない。 (アルファを見ていて感じることは、目覚まし時計・アラーム等の音が鳴り続けても、平気でいられる)


7CAPD(APD)の子供への学校での指導

1) 教室内では、子供に直接話しかけることを可能にする先生の近くに子供を着席させます。これは、背景雑音の妨害を縮小することを支援します。

2) 肩を軽く叩くことのような触覚のプロンプトを使用して、指示を与えるか、子供の名前を呼ぶか、アイコンタクトを確立するに先立った子供の十分な注意を得ます。

3) 子供の注意集中を混乱させる聴覚の刺激および視覚的な刺激をなるべく減らしてあげます。大勢での会話の中では、多くの刺激の中で最悪の事態です。

4) あまりに多く話すことが子供への注意集中を混乱させてしまうので、言葉を多く使用せずに、明確に話したほうが良い。

5) 指示を前もって予告したり、指示を単純化します。読むことができる学生のためのキーワードか割り当てを書き留めてあげる。

6) 子供に指示、会話をした時、再度言葉で表させます。これは、子供が何を聞かれたか、教師が理解をモニターすることと、子供が言われた事を確認するのを助けます。

7) 一貫した学習プログラムを使用して、できるだけ環境を組み立てます。

8) 視覚教材は学生のためによい補強に、そして弱い聴覚処理能力を助けます。

9) 日中の発散は子供がリラックスするのに必要かもしれません。子供が自分のまわりで起こっているものに参加しおよび理解しようと絶えず努めている場合、緊張と疲労が生じているからです。

赤ちゃんから、幼児期の様子

1生まれた!でも、赤くない!?

朝6時頃から陣痛が始まったのですが、生まれたのは12時間後の夕方の6時です。陣痛が長くて疲れてしまったけど、産まれたばかりの息子を見て、感激して泣いてしまいました。

産後入院1週間の間に、色んなお母さんに会って、赤ちゃん達にも出会いますよね。。生まれたばかりの赤ちゃんは、皮膚に赤みが強いので、「赤ちゃん」と言うのに、

アルファは、あまり赤くなく、随分と色白の赤ちゃんでした。病院で一緒に産後入院したお母さん達からは、生まれたばかりなのに、きれいだね。。と言われたのですが、血色不良だったんだじゃないかな・・・と、お医者さんに聞いたりもしたのですが、別に気にするほどでもないようで、「別に、特に問題ない」と言われて、じゃあ、大丈夫なのかな・・?と思いました。

妊娠中?(余談)

妊娠中は、特につわりもなく、普通に過ごしていました。今は、私もすっかり肥満体型になってしまったのですが、妊娠する前は、痩せていたので、「その細い体で、妊娠している姿が想像できない?!!」と、友達によく言われていました。。。今思うと、そんな時代もあったよね。。という感じです。。


2ハトヤの大漁園状態

ミルクもすぐ吐くし、生後いつまでだったかな・・?、抱くと ジタバタと体を突っ張る時期もありました・・・(昔のハトヤの大漁園のCMの魚のように・・)。それに、アルファは、生まれてから泣いてばかりで、眠るということがほとんどありませんでした。

抱くと ジタバタと体を突っ張る時もありましたが、抱くのをやめると、泣き出します。ゆっくり揺らしてあげながら、抱っこしていると、泣くのを辞めたり、寝てくれたので、一日中ゆっくり揺らしながら、抱っこしていました。布団にじかにおろすとすぐに泣いてしまうので、寝るときも抱くようにして寝ていました。

育児の本を見ると、赤ちゃんは眠っている間に 育つと 書かれていているのに、泣いて不機嫌な事が多くて、抱っこしてゆらしてないと、寝ないし、大丈夫だろうか? と心配でした。

大学病院で お産したので、そこの小児科の先生に聞いても 特に心配しなくてよいと言われました。。それに、同じくらいに子供を産んだお母さん達に聞いても、男の子は、寝ない子が多いし、よく泣くし、かんしゃくは多いし、大変だよね?と言う方も多く、こんなもんなのかな・・と思っていました。


3路に飛び出し公園は脱走

1歳くらいから、歩けるようになったかと思うと外に出たとたん走り出すんです。

歩くという事がなかった。外にでると常に走ってる。 まだ、歩き方さえ安定していないので、走っては、よく転んでいました。

 2?3歳の頃も同様、外では、走る、家でも。。。

一番困ったのが、道路に向かって走っていくこと。。。(--;)  何度か走っている車に向かって突進していくことがあって、本当に事故にはすごく注意していました。。。。外の公園に行く時は危ないので、2歳なのにベビーカーに乗せて公園に行ってました。

公園行っても、 道路に飛び出そうとすることもあるので大変だった。買い物に行けば、1秒目を離しただけでいなくなるくらいすばしっこかったのです。

そして2歳の頃は、数えるくらいの単語しかまだ話せませんでした。


42歳の頃、まだ言葉が遅かったので・・・

アルファが1歳くらいから、仕事を復帰した私は、仕事の休みの日に、仲の良い友達と一緒に公園に遊びに行くということが多くて、友達の子供も言葉が遅かったので、私もアルファの言葉の遅れは、あまり気にしていなかったのです。

2歳になった頃、「言葉の遅い子向けの親子教室に近所の人が行っているのだけど、ぶーにゃさんのお子さんも言葉少し遅いみたいだから、行ってみたら?」と、簡易保険のおばさんに、集金の時に言われたんですね

世間話し程度の話しの中で、集金のおばさんも嫌な言い方でなかったし、本当に軽い気持ちで、まずは保健婦さんに相談することにしたのです。保健婦さんが、家にきてアルファに絵本を見せて「これなあに?」と聞いても、アルファは何も言わず知らん振り。。。

発達の目安となる「指差し」というのが、アルファにはまだありませんでした。子どもの発達の中で「指差し」というのが、それなりに意味があるというのを、その頃の私は全く知りませんでした・・。それに、保健婦さんが家に来ても、人見知りもしなければ、懐くこともない。。


5(生後7ヶ月から、知らない人に抱かれると、人見知りしたりしたりして、泣いたり、お母さんのほうに行きたいっていうしぐさをする赤ちゃんいますよね。。

アルファも、それはちゃんとあったのです。私が仕事で、私の母がアルファを預けられない時に、一時預かり保育に預けたりもしたのですが、一時預かり保育に行きたくないときは、しゃべれないなりに、嫌がったりはしたのですが・・。でも保健婦さんが、何度か家に訪ねてきた時の、アルファの様子は、やっぱりちょっと気になりました。。)

保健婦さんが、部屋にいるのに、まるで保健婦さんは居ないみたい・・アルファだけ、保健婦さんが見えないの?というくらい、保健婦さんの存在に無関心の状況を見て、何か違う・・って、初めて感じました。でも、それも、軽く思っただけで、発達障害があるなんて、全く考えていませんでした。。

保健婦さんに、あまりにも無関心な状況というのは、アルファの自閉的な部分といわれるところだったのだろうと、今になって思います)

診断しようと思ったきっかけとなった、言葉の遅れている幼児を対象とした親子教室も、無料でやっている教室だから、お得だしとか・・・本当に軽い気持ちで、申し込みしたのです。

ADHD/LD/PDD(広汎性発達障害)/感覚統合/関連の書籍

1私が、今まで読んだ本(図書館や購入したもの含め、本好きなので、かなり読んできました。その中でとても参考になった本です。(一番読んでいた時期が1996年?1999年あたりまでなので、古い本が多いですが、今でも参考になる本だと思うので載せさせて頂きました) ・LD児サポートプログラム などの、竹田契一先生は聴覚認知LDについて特にお詳しい先生で、聴覚認知を理解したい時は、竹田先生の本を読むと参考になります。 ・「子どもはなぜ親の言う事を聞かないのか」 E・ハロウェル著 いろんな発達障害がわかりやすく載っています。 ・親と子で考える学習障害 メルレヴィン博士著 最初、図書館で何気なく借りたんです。そしたらとても内容が充実していて、様々なLDと認知について、不器用さ、言語について書かれていて、この本も「学び方が違う」という考えをベースにしているように感じました。あとで自分でも購入しました。 ・LD(学習障害)の子どもたち 全ページカラーになっており35頁ほどですが、とてもわかりやすいです。友達にLDってどういう状態なの??と聞かれたときに、この本を読んで貰ったのですが、とても解かりやすかったようです。 ・「ことばをはぐくむ」「心をことばにのせて」中川信子著 息子が2歳半の頃読みました。言葉がまだうまく出てこない頃とか幼児向けの本だと思うのですが、 中川先生も私は、大好きな先生です。中川信子先生の本で、多動で言語理解もまだおぼつかない子供をどう育てて良いか、教えて頂きました。一度講演会を通して、お会いできるチャンスがあったのに??行けませんでした(残念!) この本で感覚統合とインリアル・アプローチを知りました。感覚統合、インリアルと聞くと難しい気がしますが、子育ての中でたくさん生かせる身近なものです。
ADHDといっても、いろんなタイプのお子さんがいますが、私は、 ADHDのすべて ラッセバークレー ADHD 注意欠陥多動性障害の子どもたち マーク セリコウィッツ著 の本がより、自分の息子にあてはまる事が多くありました。 2冊とも、薬のこと、神経心理学的な内容を詳しくADHDの説明をしている本です。 LD専門のクリニックで、アスペルガーの女の子のお母さんと知り合いになり、そのお母さんから自閉症関連の本を借りて読みました。ドナ・ウイリアムの本は、借りたにもかかわらず何度も読み返していました。 幼稚園の講演会で子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方を翻訳された中野早苗さんが来られて、そのお話しがとても参考になりました。 だから、本も、買いました☆ どんなに忙しくて面どくさいな?と思っても、子どもには肯定的な話しかけが大事というのはわかっているんだけど、ついつい....この本読んで、いつも反省しています。
・愛と憂鬱の生まれる場所 ダニエル・G・エイメン著 脳SPECT(脳画像撮影技術)で、脳を診て、脳と感情、思考、行動との関わりをわかりやすく解説しています。脳に良い健康食品、運動、日常で出来る事・・・なども載っています。 わかっているのにできない脳(上下巻)ダニエル・G・エイメン著 脳SPECTで詳しくADDを診断し6つのタイプのADDの解説があります。「愛と憂鬱の生まれる場所」同様、脳に良い健康食品、運動、日常で出来る事・・・なども載っています。 尾崎洋一郎先生の、学習障害(LD)及びその周辺の子どもたちや、ADHD及びその周辺の子どもたちは、具体的な関わりとして、とても簡潔に、わかりやすい説明があるので、学校の先生に理解してもらう時に、お渡ししました。また、家庭で学習や生活面での関わりでも、もちろん参考になる本でした。
2参考になった本の一覧表作ってみました *印は、消費税改正前の値段です.(随分前に購入したものなので) 借りて読んだ本は、値段のわからない本もあります
LD全般
・LDとは 学研 上野一彦・二上哲志・北脇三知也・牟田悦子・緒方明子 2500円 ・LDの見分け方 日本文化科学社 日本LD学会編森永良子・中根晃責任編集 2100円 ・LD児サポートプログラム 日本文化科学社 大田信子・西岡有香・田端友子著 竹田契一(監修) 2900円 ・「子どもはなぜ親の言う事を聞かないのか」 原書房 E・ハロウェル著 1600円 ・親と子で考える学習障害 研究社出版 メルレヴィン博士著 2200円 ・LD(学習障害)の子どもたち 大月書店 上野一彦編 1800円 学習障害(LD)及びその周辺の子どもたち 特性に対する対応を考える 尾崎洋一郎/〔ほか〕著 同成社 945円
聴覚認知・言語の発達
・LD児の言語・コミュニケーション障害の理解と指導 日本文化科学社 竹田契一・里見恵子・西岡有香著者 2800円 ・ことばをはぐくむ ぶどう社 中川信子 *1450円 ・心をことばにのせて ぶどう社 中川信子 *1450円
感覚統合
・感覚統合Q&A 協同医書出版社 佐藤剛監修 2800円 ・感覚統合法の理論と実践 学研 坂本龍生編著 ・感覚統合と学習障害 協同医書出版社 エアーズ著 4944円 ・子どもの発達と感覚統合 協同医書出版社 エアーズ著 3914円
ADHD
ADHDのすべて ヴォイス出版 ラッセバークレー著 2800円  ADHD 注意欠陥多動性障害の子どもたち 金剛出版 マーク セリコウィッツ著 2800円 ・へんてこな贈り物 インターメディカル エドワード ・M・ハロウェル ジョン・J・レイティー著 2000円 ・手のつけられない子それはADHDのせいだった 扶桑社 メアリー・ファウラー著 ADHD及びその周辺の子どもたち 特性に対する対応を考える 尾崎洋一郎/〔ほか〕著 同成社 945円 ・わかっているのにできない脳(上下巻) 花風社 ダニエル・G・エイメン著 各1800円
アスペルガー/PDDに関連する書籍
・ガイドブック アスペルガー症候群 東京書籍 トニーアトウッド著 自閉症アスペルガー症候群 東京書籍 ウタフリス編著 変光星 飛鳥新社 森口奈緒美著  1700円 ・我自閉症に生まれて 学研 テンプルグランディン著 自閉症の才能開発 学研 テンプルグランディン著 自閉症だったわたしへ 新潮文庫 ドナウイリアムズ著 781円 ・こころという名の贈り物 ―続・自閉症だったわたしへ 新潮社 ドナウイリアムズ著 ・自閉症だったわたしへ(2) 新潮文庫 ドナウイリアムズ著 891円 ・ぼくのアスペルガー症候群―もっと知ってよぼくらのことを  ケネス ホール (著) アスペルガー症候群の子育て200のヒント ブレンダ ボイド
その他
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LDのDSM-IV診断基準

1LD(学習障害 Learning Disorders)のDSM-IV-診断基準 ・読字障害
A.読みの正確さと理解力についての個別施行による標準化検査で測定された読みの到達度が,その人の生活年齢、測定された知能,年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。 B.基準Aの障害が読字能力を必要とする学業成績や日常の活動を著名に妨害している。 C.感覚器の欠陥が存在する場合、読みの困難は通常それに伴うものより過剰である。
・書字表出障害
A.個別施行による標準化検査(あるいは書字能力の機能的評価)で測定された書字能力が,その人の生活年齢,測定された知能,年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。 B.基準Aの障害が文章を書くことを必要とする学業成績や日常の活動(例:文法的に正しい文や構成された短い記事を書くこと)を著名に妨害している。 C.感覚器の欠陥が存在する場合、書字能力の困難が通常それに伴うものより過剰である。
・算数障害
A.個別施行による標準化検査で測定された算数の能力が,その人の生活年齢,測定された知能,年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。 B.基準Aの障害が算数能力を必要とする学業成績や日常の活動を著名に妨害している。 C.感覚器の欠陥が存在する場合,算数能力の困難は通常それに伴うものより過剰である。

運動能力障害 Motor Skills Disorders ・発達性協調運動障害
A.運動の協調が必要な日常の活動における行為が,その人の暦年齢や測定された知能に応じて期待されるものより十分に下手である。これは運動発達の里程標の著名な遅れ(例:歩くこと,はうこと,座ること),物を落とすこと,” 不器用”,スポーツが下手,書字が下手などで明らかになるかもしれない。 B.基準Aの障害が学業成績や日常の活動を著名に妨害している。 C.この障害は一般身体疾患(例:脳性まひ,片まひ,筋ジストロフィー)によるものではなく,広汎性発達障害の基準を満たすものでもない。 D.発達遅滞が存在する場合,運動の困難は通常それに伴うものより過剰である。

コミュニケーション障害 Communication Disorders ・表出性言語障害
A.表出性言語障害 表出性言語発達についての個別施行による標準化検査で得られた得点が,非言語的知的能力および受容性言語の発達の得点に比して十分に低い。この障害は,著しく限定された語彙,時制の誤りをおかすこと,または単語を思い出すことや発達的に適切な長さと複雑さを持つ文章を作ることの困難さなどの症状により臨床的に明らかになるかも知れない。 B.表出性言語の障害が,学業的または職業的成績,または村人的意志伝達を妨害している。 C.受容?表出混合性言語障害または広汎性発達障害の基準を満たさない。 D.精神遅滞や言語?運動または感覚器の欠陥,または環境的不備が存在する場合,言語の困難がこれらの問題に通常伴うものより過剰である。
・受容?表出混合性 言語障害
A.受容性および表出性言語発達についての,個別施行による標準化検査で得られた得点が,非言語性知的能力の標準化法で得られたものに比して十分に低い。症状は,表出性言語障害の症状および単語,文章,特定の型の単語,例えば,空間に関する用語の理解の困難を含む。 B.受容性および表出性言語の障害が,学業的または職業的成績,または対人的意志伝達を,著しく妨害している。 C.広汎性発達障害の基準を満たさない。 D.精神遅滞や言語?運動または感覚器の欠陥,または環境的不備が存在する場合,言語の困難がこれらの問題に通常伴うものより過剰である。

LDのICD-10(国際疾病分類)

1なんだか、意味不明?な言葉が、ズラズラと書いてありますが・・、 LDじゃないか?と最初に思うのは、もしくは診断で言われるのは、また学校での勉強で、出来る教科と出来ない教科が差が大きい時で、かつWISCなどの検査で、デコボコが激しい時であって、必ずしもこの診断基準を見て、判断されるわけではないのです。 それでも、この診断基準を見ると、言語表出(言葉で表現する力)と受容言語(言葉を理解する力)がどのように学力に影響与えているか?、いうことが診断基準を見てもわかると思います。参考の為に記載しました。 また、言語発達はスムーズでも、算数が苦手、読むのが苦手というLDもあるというのがわかると思います。LDといっても、本当に一言では言えないくらい、色んな特性のLDがあり、 また言語性LDでありながら、算数が苦手という場合と、非言語性LDで算数が苦手と言う場合、必ずしも同じ内容の算数が苦手と言うわけでなく、算数が苦手と言っても、苦手な原因は様々です あくまでも参考の為に記載しました。難しい言葉で書かれてあると、なんだかそれだけで嫌になってしまいますが、学力に関しては、工夫次第で、いくらでもフォロー出来ますし、大事な事は、自立できる生きる力を身に付けることだと思っていますから・・・。
2LDのICD-10(国際疾病分類)の基準
会話および言語の特異的発達障害 Specific Developmental Disorders Of Speech and Language
特異的会話構音障害
A.構音(音韻)能力が,標準化された検査で評価した場合,その小児の年齢の2標準偏差以下である。 B.構音(音韻)能力が,標準化された検査で評価した場合,非言語性IQより少なくとも1標準偏差劣る。 C.言語表出および言語理解は,標準化された検査で評価した場合,その小児の年齢の2標準偏差以内である。 D.会話の構音表出に直接影響を及ぼすような,神経学的・感覚的・身体的な障害がなく,広汎性発達障害(F84.?)でもない。 E.主要な除外基準:標準化された検査で非言語性IQが70以下。
表出性言語障害
.表出性言語能力が,標準化された検査で評価した場合,その小児の年齢の2標準偏差以下である。 B.表出性言語能力が,標準化された検査で評価した場合,非言語性IQより少なくとも1標準偏差劣る。 C.受容性言語能力は,標準化された検査で評価した場合,その小児の年齢の2標準偏差以内である。 D.非言語的コミュニケーションおよび想像的言語機能を使い理解するのは,正常範囲内である。 E.表出言語の使用に直接影響を及ぼすような,神経学的・感覚的・身体的な障害がなく,広汎性発達障害(F84.?)でもない。 F.主要な除外基準:標準化された検査で非言語性IQが70以下。
受容性言語障害
A.言語理解が,標準化された検査で評価した場合,その小児の年齢の2標準偏差以下である。 B.受容性言語能力が,標準化された検査で評価した場合,非言語性IQより少なくとも1標準偏差劣る。 C.受容性言語に直接影響を及ぼすような,神経学的・感覚的・身体的な障害がなく,広汎性発達障害(F84.?)でもない。 D.主要な除外基準:標準化された検査で非言語性IQが70以下。
てんかんにともなう獲得性〔後天性〕失語〔症〕(ランドウークレフナー症候群)
A.6か月間を越えない範囲で生じてくる,表出性および受容性言語能力の重度な喪失。 B.言語喪失の発症前は正常な言語発達。 C.言語喪失が発症した時点の前後2年以内に,一側または両側側頭部に突発性脳波異常が確認されること。 D.正常範囲の聴力。 E.非言語性の知的水準は正常範囲を維持。 F.てんかん発作(起こっているのであれば)や脳波異常が内在する以外に,診断可能な神経学的所見はまったくない。 G.広汎性発達障害(F84.?)の基準を満たさない。

学力〔学習能力〕の特異的発達障害 Specific DevelopmentalDisorders of Scholastic Skills
特異的読字障害
A.(1)または(2)のいずれかがあること。 (1)読みの正確さと理解カが,その小児の暦年齢と全体的な知能を基にして期待される水準から,少なくとも2標準備差劣る。このさい,読字能力とIQは,その小児の文化・教育体系において標準化された検査を個別 に施行した評価を用いておくこと。 (2)過去に重度な読字困難の駄往があった、または幼い頃の検査が基準A(1)に該当していたことに加えて,綴字検査の成績が、その小児の暦年齢とIQを基にして期待される水準から,少なくとも2標準煽差劣る。 B.基準A項の障害のために,読字能力を要する学業の成績あるいは日常生活の活動に明らかな支障をきたしていること。 C.視聴覚能力の障害または神経学的障害に直接起因するものでないこと。 D.平均的に期待される範蹄の就学歴であること(つまり,著しく不適切な教育歴ではない)。 E.主要な除外基準:標準化された検査を個別に施行して,IQが70以下。
特異的綴字(音字)障害
A.標準化された書字検査おける評点が,その小児の暦年齢と全体的な知能を基にして期待される水準から,少なくとも2標準偏差以下である。 B.読字の正確さと理解力および計算力の評点は,正常範囲であること(平均から±2標準偏差以内)。 C.重度な読字困難の病歴がないこと。 D.平均的に期待される範囲の就学歴であること(つまり,著しく不適切な教育歴ではない)。 E.書字学習の早い段階から書字困難が存在すること。 F.基準A項の障害のために,書字能力を要する学業の成績あるいは日常生活の活動に明らかな支障をきたしていること。 G.主要な除外基準:標準化された検査を個別に施行して、IQが70以下。
特異的算数能力障害
A.標準化された算数検査おける評点が,その小児の暦年齢と全体的な知能を基にして期待される水準から,少なくとも2標準誤差以下である。 B.読字の正確さと理解カおよび書字能力の評点は,正常範囲内であること(平均から±2標準備差以内)。 C.重度な読字困難または音字困難の病歴がないこと。 D.平均的に期待される範囲の就学塵であること(つまり,著しく不適切な教育歴ではない)。 E.算数学習の早い投階から算数の困難が存在すること。 F.基準A項の障害のために,算数能力を要する学業の成績あるいは日常生活の活動に明らかな支障をきたしていること。 G.主要な除外基準:標準化された検査を個別に施行して,IQが70以下。

運動機能の特異的発達障害 Specific DevelopmentalDisorder of Motor Function
A.標準化された微細または粗大な協調運動の検査における評点が,その小児の暦年齢を基にして期待される水準から,少なくとも2標準備差以下である。 B.基準A項の障害のために,学業成績あるいは日常生活の活動に明らかな支障をきたしていること。 C.神経学的障害の所見はない。 D.主要な除外基準:標準化された検査を個別に施行して,IQが70以下。

検査--WISC/K-ABC/ITPAなどあるけど..

1たくさん検査はあると思います。脳波の検査などでも、微細な脳波のことで、とても参考になるお話なども聞きましたが、具体的な理解と支援の為の子どもの発達検査として、WISCやITPA、K-ABCなどの検査をしたりしました。個人的には、知能検査というより、発達検査と捉えるほうが、受け入れやすいです。 検査では、調べたい項目にそっての内容の検査であり、子どもの一部しかわかりません・・・ なので、検査で得た結果と、 子供の実際の学力は一致しない場合も多いですし、社会性や心理面もこれらの検査で、詳しく知る事は、出来ないのです。。 どういった風に偏りがあるのか・・・、苦手なものがあるか・・・、など分析して得られたものを手がかりに、子どもにあった対応や理解を考えて行くものであって、優劣という発想からくる捉え方は絶対にしたくないですよね。 検査の結果については、優劣という発想からくる捉え方ではなく、あくまでも子どもの個性や特性と捉えて、理解・対応・支援に役立てたいですよね。
?全般的認知・発達検査? ・WISC-?(児童用)、WPPSI(幼児用)、WAIS(成人用)、 ・田中ビネー ・新版K式検査 ・K-ABC ?言語性検査? ・ITPA(言語学習能力診断検査) ・絵画語彙テスト(絵画語彙発達検査) ?非言語性検査? ・フロスティッグ視知覚発達検査
2・WISC 一般的に使われる、知能検査。言語性IQ、動作性IQという検査結果など参考にしたりします。 言語性IQが高ければ、聴覚認知優位、動作性IQが高ければ、視覚認知優位となり、他にも、言語操作力/注意・記憶力/空間操作力/知識習得力などの項目を診ます。 ・ITPA(言語学習能力診断検査) 言語性LD・聴覚認知的な発達を検査 (受容過程)聞いて・見て、理解できていること、(表出過程)考えを言葉や動作で表すこと、(連合過程)概念や言語を内的操作(関連付け、組織化などの操作)する能力などを検査します。 ・K-ABC 学習習得度に関係する、認知処理過程->同時処理・継次処理などを知る事ができる検査 同時処理?複数の情報をその関連性に着目して全体的処理する 同時処理が優位な子は、視覚的、運動的手掛かりでの習得が合うと聞きます (何でも、パッと見て判断したがるADHDにとっては、同時処理が得意なのがよくわかる。視覚認知が優位な人も、同時処理が得意です。) 継次処理?情報を時間的な順序によって処理する (順序だてての考え方というのは、ADHDの苦手な部分) 継次処理が優位な子は、聴覚的、言語手掛かりでの習得が合うと聞きます 習得度?本人の学習習得度 同時処理が優れていて、継次処理が劣っていても、(その逆でも) 学習するにおいてどちらかの処理形式で学んでいるので、 自分の得意とする処理形式をうまく使っている人は、 習得度は良い結果がでる。
K-ABCについての書籍 「長所活用型指導で子どもが変わる」図書文化 PartI(2歳?7歳向け) PartII(小1?小3向け) K-ABCとWISCの検査の比較特性・相関などについての文献が載っています。文献を読むと、検査の分析がどれだけ、難しいものなのか?また、WISCだけの検査では、分析情報が足りない?というのが、理解出来ます。 ↓日本LD学会(C3の資料で) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jald/2001/indexposterc.html ↓国立特殊教育総合研究所 http://www.nise.go.jp/research/byojaku/kaizu2.html 検査では、子どもの特性が良く知れて、育児や支援に役立てられると良いですよね。検査は、単に能力を表すものではなく、支援をし、よりよく生きていく為のひとつの参考資料だと思っています。
3WISCでは、言語性か、非言語優位か?とか、K-ABCの検査で、同時処理/継次処理、どちらが優位か?などがわかり、 本人への理解や支援としての参考資料として、検査をしたりしますが、うちも年齢の低い時は、こういった検査をして頂き、専門の先生からとても参考になる、育児や支援のアドバイスをたくさん教えてもらってきました。 そして3歳の幼児期から、検査を2年おきにしていると、段々年齢が上がるにつれ、感じてくることは、WISCやK-ABCでは、知る事が出来ないことがあまりにもたくさんあると気づくんですよね。。 WISCやK-ABCで計れないことは、生きる上で大事な生きる力。。これは計れない。。生きる力は、育てていく中で、身に付けさせてあげることなんですよね。検査は、よりよく生きていく為のひとつの参考資料であって、けして能力をみるだけのものとして、扱われたくないですよね。。 LDについての関連ページ 学習に関してのLD 言語性LDと運動オンチと不器用(いわゆる発達性協調運動障害)