ADHD BreakTime

★今から25年以上前の子育て(ADHD LD) 奮闘記★

★今から25年以上前の子育て奮闘記★

言語性LD・発達性協調運動障害も少しあるかも..

1アルファの場合

学習に関してのLDについて、では、色んなLDがあるから・・と思ってはいますが、学習としてではなく、認知という考え方で、アルファの聴覚認知とLDを考えてみます。アルファは、まず話しを聞き取る(聴覚性言語理解)のが苦手です。

この聞いても理解できないというのは、そのお子さんによって状況がいろいろあるそうですが、おおまかにいうと、言葉は聞き取れるけど、その言葉の意味がわからない・意味をはきちがえてしまうという状況と(PDD・広汎性発達障害を重複している場合が多いそうです)

アルファのように、言葉じたいがうまく聞き取れなて、相手の言っていることがよくわからないという状況があるようです。

アルファはまず聴覚短期記憶がとても苦手なので、相手の話す言葉を、保持することがうまくできないのがあります。言葉の意味の履き違いがないのと、視覚短期記憶が良好なので、文章などを読んだりする視覚言語理解のほうで、聴覚言語理解を補うことが多いのです。

ADHDも持っているので、なおさら聴覚性言語理解がうまくいかず、言語発達遅滞でした。小学校に入学とともにリタリンを服用し、とても落ち着いてきました。


2ADHDの薬を飲む意味は、

落ち着いて学校生活を送るためだけではなく、本人に能力があってもADHDの為、ものごとがきちんとできないという経験が重なると、無力感だけが残ると思うのです。これがセルフエスティームを下げ、二次障害になる原因にもなります。 ADHDやLDがもって生まれた障害ならば、それ以上障害は増やしたくないと親は思います。 また、薬を服用して落ち着いている時に学んだ様々なことは経験として本人に残ります。だから行動が次第に落ち着いてくるのです。

でも、LDの部分は薬の服用だけではフォローできません。そのため、席は常に先生の近く、そして授業内容はなるべく視覚的手がかり、視覚性言語理解が補えるプリントを併用した授業や、先生の話しもあまり長くなくわかりやすい話し方のほうが、アルファにとってわかりやすい授業内容になります。

また、予習をしておくと、初めて知る言葉や、学習内容が前もってわかり、先に授業の内容が理解出来るので、授業での先生の言葉の説明も聞き取りやすくなるようです。

ある程度のフォローがあれば、学習がスムーズに進みやすいので、聴覚認知に難があっても、ちょっとした配慮で皆と一緒に学習できるのです。ただ、言語能力として、年齢相応のまとまりよく話す事や、不器用な為字も書くのは苦手なので、作文などはやはり苦手だと思います。

そしていくら視覚的言語理解が良好といっても、言語発達が遅れていた為、算数の文章題などでは、間違えて解釈することもあります。ややこしい言葉などについては惑わされやすいのです。ただ、文章題も何度か練習すれば、慣れてきて間違えて解釈する事も少なくなってきます。


3アルファのどこがLearning Differentなの?

アルファのどこがLearning Differentなのかというと、他の子が聞いて理解していく事を、アルファは見たり、読んだりして理解していく事だったりします。

聞き取りが苦手だったアルファは、幼児期のST(言語訓練士)の個別指導などで文字の習得も入っているで、5歳前後くらいから文字を覚えました。文字情報を使いながら絵や動作を交えて、単語・文章・意味理解を増やしていくと、内的言語も増えて、言葉の意味理解・習得につながりました。聴覚言語習得が苦手なので、視覚言語を使って、言葉を習得していくということなのですが、STの個別指導の時間内で文字の習得がすぐに出来るわけではないので、息子の時は、家庭でパソコンで使えるCDを使って、文字を覚えていったりしました。

また小学校に入ってから、算数の授業で、例えば「単位」の学習を始めてした時、「単位」という事が理解しにくかったです。 これは、物事をそれぞれにうまくまとめて考える力が弱い為のようです。例えば、タンス・ベッド・食器棚はわかるけどそれらをまとめて、家具だという、この「家具」という言葉がなかなか覚えられない。目の前にひとつずつ存在するものは、覚えられるけど目に見えない、まとめていう言葉をなかなか習得できないのです。

だから「単位」を教える時も、ノートに「なす・きゅうり・きゃべつ=野菜」「犬・猫・くま=動物」「ひまわり・チューリップ・朝顔=花」と書いてそして「cm・mm・m=長さの単位」と教えたのです。本来なら、「cm・mm・m=長さの単位」で理解してしまう子が多いと思いますが、アルファはそれだけでは「単位」という言葉が理解(習得)できないので、いくつかの説明を付け加えて、理解する方法を取ったりします。最終的には、「長さの単位」とは何かわかるのですが、理解するまでの課程が、他の子と違うのです。だからLearning Differentだと思うのです。

「単位」の意味理解が出来た後に、実際に長さを測ったりして、そこでmmやcmを使いました。「単位」の意味が理解出来ていないと、アルファの場合mmやcmも単なるアルファベット文字になってしまうのです。


4発達性協調運動障害というのも聞きますが。。

アルファは、自転車乗るのがとても苦手でした。また、幼児期に三輪車が乗れなかったというお子さんが多いというのをよく聞きます。アルファも、もちろん三輪車乗れませんでした。

ブランコも、小2でやっとこげるようになったし、逆上がりは、小6で出来たり出来なかったりで・・・、手先も不器用で、書くことが非常に苦手ですし、箸がなんとか使えるようになったのは、小4ぐらいからです。こういうのを、診断名では、発達性協調運動障害というのでしょうが、何かしら、本人の好きな運動やスイミングとか、簡単に出来るウォ?キングでも、サイクリングでも、体操でも、とくかく体を動かす事を、習慣つけるのって、大事かな・・と思います。

簡単に出来るウォ?キングや、サイクリングなどは、有酸素運動になりますから、脳にも、心にも、とても良いと思うので、こういった運動を、続けるのって、いいなと思います。たぶん、一番困るのは、運動が苦手ということで、体を動かすことをしないでいるうちに、体力が衰えていって、疲れやすい体になってしまうことだと思うのですね。

LDと学習のこと、気になるけど..

1学習(勉強の方法や特性など)とLD

※??話しの中に出てくる、言語性LD・非言語性については、息子が幼児期の頃、認知面でもアンバンランスさが目立っておりましたので、当時読んでいたLD関連の書籍等で、得てきた私個人のLDの理解です。

息子が3歳の頃から、小1くらいまで、私が仕事を復帰するまで(1996?2001)の間に、得てきた理解です。(ここでは、ディスレキシアではない内容の、学習がうまくいきにくいLDの状況を載せています。)

息子の幼児期の言語発達遅滞と、認知面のアンバランスから、言語性LDへの理解をしてきた経緯での、あくまでも私個人のLDの理解です。


2幼児期の息子の言語発達遅滞から始まり、検査等から説明された、認知面のアンバランスを理解するのに、当時は、LD関連の書籍を随分と読みました。心理・ST・療育の先生ともたくさん相談しながら、療育で知り合ったお母さん達と、子育て話しをしながら、理解してきた、私の思うLDの理解です。

LD(学習障害)というと、言語性LD、非言語性LD、運動面や不器用さに関係する、発達性協調運動障害などで、よく聞きました。学習の苦手な部分とか、本当にその子どもにとっては、苦手な意味が違かったりしますよね。。また苦手と得意が混在するので、勉強方法も本当にいろんな工夫したりしますよね。。

言語性LDと言っても、人の話しを聞くのは上手でも、構音(発音)がうまく出来なくて、うまく話せない言語性LDもあれば、言葉を話す時に、うまく文章にして話せない言語性LDなど、本当にお子さんによって様々なんですよね。聞き取りが苦手であれば、人の話しを聞くのが、苦手なので、当然言語発達は遅れますが、構音(発音)は、あまり問題なかったりする言語性LDの子もいるんですよね・・・

聞き取りが苦手であっても、文字を習得してから本読みなどで、言葉をどんどん覚えていき、会話などからの聴覚を使っての言語習得ではなく、本読みからの視覚を使って、言葉の発達を促すことも出来るし。。

作文がうまく書けないというのも、出来事を忘れてしまっているから、文章を書けないのか?、感情が沸くことが少ないので、文章が書けないのか?、言葉をうまく使って表現するのが、苦手だから書けないのか・・、字を書くのが苦手だから、書けないのか・・、学習のここが苦手かな・・?と思う部分は、本当に人それぞれなんですよね。

非言語性LD※と言われていたお子さんでも、算数のこの単元は苦手だというのもあれば、算数は、全部得意だという子もいます。算数で言えば、小1で習う、足し算、引き算、これが全く苦手・・つまり数の概念を理解するのが、苦手なので足し算・引き算が苦手だったのですが、小2の九九になると、九九の掛け算は出来るということがあるのです。小1で習う足し算・引き算のほうが簡単なのに、なんで九九が出来るの?というと、

小1で習う足し算・引き算は、数の概念を理解しないと出来ないけれど、九九はただ暗記すれば良いから、出来るということだったりするのです。また、計算問題は、苦手だったけど、文章題は得意だとか、方程式は、出来るとか、一概に、計算が出来ないからといって、算数全般が出来ないというわけではなかったりするのですよね...

また、算数の計算の方法も、お子さんによって、計算の順序が個性的だったり。。。日本人がおつりを計算するのと、アメリカ人のおつりの計算の仕方が違うのと、似たようなものかな?と。つまり答えがあっていれば、考え方は、色々あっても良いと思うのですが。。

空間認知が苦手だとか、イメージがなかなかつかめないとか、自分のボディイメージもつかみにくいということも、よく聞きますが、そのイメージのつかみ方も、本当に、それぞれなんですよね。自分の服装には、無頓着だけど、絵を描くのは上手だったりする人もいれば、絵を描くのは上手でも、道を覚えるのは、とても苦手だったりする人もいるし・・・。空間認知が個性的であれば、デッサンなどは苦手でも、独特なデザインを描けたりする人もいますし。。

発達性協調運動障害というと、なんだかすごい名前ですが、手先は不器用だけど、運動は得意とか、運動は苦手だけと、手先を使うことは、出来る子もたくさんいますしね・・。もちろん、この不器用さ、運動オンチに、言語性LDが重複していたり、非言語性LDが重複していたりします。

なんだか、色々まくしたてるように書いてますが・・・、何が言いたいのか?と言うと、○○という診断を貰っても、その子どもの状態は、様々だと,つくづく思うのです。

(^^;A)


2 LDをお持ちのお子さんを育てている方は、わかると思うのですが、

聞き取りが苦手なLD、書くのが苦手なLD、読むことが苦手なLDというほうが、学校の先生に説明しやすい場合もあるので、おおまかな言葉で、表現されていることもあるかと思いますが、具体的な学習としては、下の表にあるような学習スキルのそれぞれのどれかが、重なりあって苦手だったりすることが多かったりしますよね.・・・

学習の領域や、学習スキル

話しことば

・聞く 音韻理解 (発音がきちんと聞き取れているか)

・意味理解

・話す 構音(発音)

・統語(言葉をまとまりよくする)

・語用(TPOをわきまえた会話)

・書きことば 読む 読字

・読解

・書く 書字

・文字の選び方、組み合わせ方

---かなづかい・送りがななど

分かち書きなど語のくぎり方

---単語ごとに空白や区切り文字を入れて書いていく文章の記述方法

・句読点など補助符号の使い方

・作文

算数 計算力 数概念

・量概念

・演算・暗算

・立式

・数学的思考 公式適用

・数量関係

幾何学的操作 測定

・図形

・グラフ

(なんだか、まくしたてるように文書があって、ごめんなさい。どうもうまく文章が書けないようです・・。読みやすくなるように、少しずつ直していきますね)


3学習スキルを参考に・・、うちの場合をちょっと話します。。。

小1の頃は、漢字のつくりが簡単だったので、書き取りは全部OKでしたが、小6の今では、もうボロボロです(^^;)。書くのが苦手なので、書き取りの漢字は、それほどやらせていないのです?。漢字の読みは、すぐに覚えるので、漢字は、読みが出来て、あとは辞書を引いて、書けば?と言った感じです?。

算数だけは、本人が難しいと思う時は、もういろんな物を使って教えたりしてます。算数は、よく見て、考えるということも必要な教科だと思うので、良く見て、考えるということもたまには、したほうがいいかな・・??と思い、漢字の書き取りは、熱心ではないですが、算数は、頑張ってやっています。

それと、図画工作、これは、絵も工作も、イメージがうまく掴めないのと不器用さがあって、小3までは全く苦手でした。小4くらいから、少しづつ出来るようになってきました。それでも同級生と比べると、とても幼稚な作品になってしまいますが、これは仕方ないですし、出来るようになったことに対してのほうが、嬉しかったです?

体育も、バスケットボールもサッカーも苦手でしたし、ドッヂボールは逃げるのが専門で(苦笑)・・・。なので、小4から始まるクラブで、バトミントンという運動系を選んだのは、本当に意外でした。小6までの3年間バトミントンクラブだったのですが、クラブ内の子達で、試合したら2位だったと聞いて、びっくりしました。3年間続けているというのが2位につながったと思うのです。今でも、どちらかというと運動オンチというか、不器用で注意力ないですが、好きで続けているのって、いいな・・と思いました。

作文は、今でも苦手です。まず出来事を覚えていないのと、自分の興味あるものにしか、感情わかないので、感情に関してのことも希薄だったり、忘れていたり。。そもそも、学校の出来事を話せるようになったのは、小5くらいからなんです。(それまでは、いつも忘れた・・でしたから。)だから、学校の出来事を言葉で表現するのが、小5になってからとなると、作文が苦手なのも、当然かな・・と。文章の組立ても苦手ですしね。

中学になり高度になってくると、どれだけついていけるかは、わかりませんが、本人にはどうしても無理だという教科は、無理強いしてまではやらせないつもりです。

アルファの場合は、ADHDもあるせいか、やはり好きでもないことは、根気が続かないのですよね。(つまり、苦手なことには、実行機能が更に働かないということなんでしょうか・・・)


4まあ、うちもデコボコなので、凹の部分が更に足を引っ張っているところもあります。

勉強は、成績を上げるものではなく、脳のリハビリだと思ってやっているところがあります。脳に良いというと、音読が良いとか、百マス計算が良いとか、言いますよね。

注意深く見て考えるのも、脳には良いのでは・・?と思うときあります。これが苦手な子が多いとも思うのですが・・それでも、興味のある教科の学習なら、わりに自然と、注意深く見て考えることしてるんじゃないか?と思うときがあります。それでも、ケアレスミス多いときありますが・・・、

それぞれの好きな教科で、よく見て考えることが出来れば、これだって、すごく良いことだと思うんですよね。

もちろん、勉強に限らず、楽器の練習でも、運動が得意なら運動をしても、友達が多いなら、友達関係の遊びを大事にしても良いと思うし、家の手伝いでも・・、好きなことをしているという時間が無いというのは、一番もったいないかな・・と思うので、嫌々ではなく、好きなことから、興味のあるものから、やっていければいいかな・・と思っています。


5勉強のフォローも、大変だけど、

年齢が小さい時(幼児期?学童期)は、日の当たる外で体を動かすのも大事だし。。。親は、やることいっぱいです。ヽ(´ー`)ノ

外で体を動かす遊びが苦手なら、ハイキングでも良いし、散策でも良いし・・、自転車が好きならサイクリングでも、電車好きなら、電車に乗るでも良いですし・・、釣りでも、アウトドアクッキングでも・・何でも・・、外に出て楽しめる何かがあるといいなって。。

年齢が上がるにつれ、外に出なくなってしまうこともあるかと思うのです。なので、幼児期?学童期の間は、思いっきり外に出て、外に出る楽しさの思い出や経験を養っておく時期でもあると感じます。それに、体を動かすことは、体力をつけることになりますしね。。。

親は、大変だと思います。。でも親御さん、熱心な方が本当に多いですから、大変だけど、頑張っている方多いですよね。。無理せず、親も休みながら、お互い頑張りましょう?

今は、学校に行っているので、LD(学習障害)となりますが、社会に出たら、「人の話しをちゃんと聞いていない」とか、「手先が不器用なので、うまく出来ない仕事があったり」とか、「根気が無かったり」、「仕事を覚えようという意志が薄かったり」、社会に出たほうが、大変かな・・と思います。

うちの場合はなんですが、勉強をして学力つけるというより、「人の話しをちゃんと聞く練習」になったり、「根気をつけたり」、「覚えようとする意志など」を、勉強をするということを通して、養えればいいかな・・と思っています。

生きる力をどう身に付けさせるか・・これを、重点にしっかりと考えていかなくてはいけないと、年齢が高くなるにつれ、思うところです。

LDとADHDの違いは? 合併(併発)している人も?

1LD(学習障害)について、もちろんご存知の方が多いと思いますが・・・・

LDとは、Learning Disorders、Learning Disabilitiesのことだというんだそうです。

私は、英語が全くダメなので、辞書で調べると直訳で、

・Disorderは不規則・無規律・無秩序・混乱

 (心身機能の)不調・異常・障害・病気・,疾患

・Disabilitiesは無能力・障害

 (abilities=能力・力量に、Dis=否定・反対・除去が付いている)

・・・だそうです。でも実際の英語でのLDとしての

Disordersは「何かが秩序正しく機能しない」(生まれもって)という意味も含まれているそうです。

Disabilitiesは、「力を出しきれない」という意味だそうです。

日本語に置き換えると、LDは「学習障害」となり重い障害のイメージがつきまとうため、あえてLDという言葉を一般に使われているようです。

そしてアメリカでは、LDをあえてLearning Differentとと呼ぶ人もいるようです。実は私もこの考えは好きなのです。Differentは違った・異なるという意味ですが、つまりは、LDは学び方が皆と違う・異なると理解するのが息子を見ていて感じる事です。


2LDは、教育的な用語だけど、医学的にみると認知の偏り?

LDとは、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」などの特定の能力の習得と使用に著しい困難を示すとあります。

そして、行動の自己調整、対人関係などにおける問題が学習障害に伴なう形であらわれることもあるとあります。

例えば、「聞く」ことは、授業でも先生の話が聞き取れないとともに、友達の話もうまく聞き取れないこともあり、対人関係にも影響があるということになります。

LD(学習障害)は、一般的には教育的な用語です。脳に微細な障害があることが原因ではないかといわれていますが、医学的に原因がまだはっきりと解かっていません。

但し、LDかどうかの詳しい検査は、軽度発達障害に詳しい専門機関・医療機関で診て頂くのが良いです。LDに関係する認知的な偏りを知れる検査・運動に関係する感覚統合など診ていただけます。

LDは、育て方や環境で生じるものではなく、その人の生まれついての認知処理の特性・個性、運動・や手先の器用さについてなどの特性・個性、と考えたほうが、理解しやすいです。


3ADHDとLDはまた別なものですよね。

ADHDは主に神経伝達物質が原因とされているのではないかという説、実行機能の問題等が指摘されてます。ADHDを持っていても、LDを持たない人はたくさんいます。

ADHDの特性が、その人をLD的な状況にもさせてしまうことはあります。こういった場合、その人のADHDにあった薬を服用して、検査を受けると、LD特有の認知の偏りがなくなります。こおゆう場合、その人は、LDを重複していたのではなく、その人のADHDの特性が原因で、その人はLD的な状況になっていたということになります。

また、ADHDがあるとなかなか学習がはかどらないことも多いので、LDととても似たような状況にも見えます。

ADHDとLDを合併(併発)している人もたくさんいます。アルファはADHDと聴覚認知のLDと、発達性協調運動障害の運動のLDも少しもっています。


4?LDについて、解かりやすく書いてある書籍がありますので、しっかりしたお話で理解し、知りたい方は、ご一読をお薦め致します。(図書館等でも借りれますよ)

・「子どもはなぜ親の言う事を聞かないのか」 原書房 E・ハロウェル著

・「親と子で考える学習障害」 研究社出版 メルレヴィン博士著

・LD(学習障害)の子どもたち 大月書店 上野一彦編

・LD児サポートプログラム 日本文化科学社  大田信子・西岡有香・田端友子著 竹田契一(監修)

子どもによって聴覚系・言語性のLDの状況は本当に様々なので、言語・コミュニケーションについて、具体的に解りやすく説明があり、関わりや遊びでも参考になる話も多く載っています。↓

・LD児の言語・コミュニケーション障害の理解と指導 日本文化科学社 竹田契一・里見恵子・西岡有香著者


5自分の手足を使って・目で見て・耳で聞いて、心と体で感じること?

誰でも、生まれてから、自分の手足を使って・目で見て・耳で聞いて、 おもいおもいに様々なことを自分の中に取り込み、それを実践しようとしたり、失敗しながらも出来るようになってきます。 親が手を焼くのも、子どもが好奇心でいろいろやりたがり、親が子どもの後片付けも大変な時期ってありますよね。

LD児は、自分の苦手な部分を生まれた時から、成長するごとに、自分のLDを実感して育ってしまいます、これは親に叱られてとかはなくてもです。 LD児は、生まれてから、成長の過程の中で、手足・目・耳・言葉・感覚統合のどこかがうまくいっていないのを自分で感じてきます。

なので苦手なことには手を出さない子になりやすく、自分自身にどんどん自信をもてなくなってしまうのです。自分はどうしようもない苦手な部分を持っていると感じている子には、その子自身がまだ満たされていない多くの達成感を、得意な認知処理を使って、満たしてあげることも大事になってくると思っています。

またLDは目でわかる簡単なものではありませんので、それなりの検査が必要になってきます。得意な認知処理を苦手な認知処理にどう生かすかは、子どもによって様々です。

(余談・・・・この文書で、「目で見て・耳で聞いて」という書き出しをして書いたのが、このHPを作成した2001年です。それから数年後に、「見てハッスル・聞いてハッスル」という特別支援の番組が始まりました。そういうタイトル名なんだ?と思いました。具体的に参考になるとても良い番組ですよね。ちなみに私のほうでは、タイトル名を、パクってませんからね、あしからず)


6無力感はこれ以上経験させたくない?特性を生かしたいな

例えば走り高跳びは、人によって飛べる高さが違って、高く飛べる人もいれば、それほど飛べない人もいて、同じように練習しても、飛べるようになる高さには個人差があるように、

どんなに練習しても、2m飛べない人に、いきなり2mの高さに挑戦させても、出来ないのを知っているので、飛ぶことはバーにぶつかるだけ・・飛んだときの気持ちは無力感だけだと思う・・

LDを持っている子は、いつもこんな思いを苦手なことに対して感じているのだと思う・・。やれば出来るという気持ちをそいでしまうような、課題が出されてしまう・・。

もっと違った方法から学んでいけば、出来た!!という達成感が味わえたのに、学校の授業はいつも無力感を最初に味わされてしまう。。いつのまにか無力感ばかり経験していることになる。たくさんの無力感の経験は、人の生きる力にダメージをたくさん与えてしまいます。

学校で個性的な子どもの学び方が出来ないのなら、学校外でもいいから、その子にあった学び方で、いろんなことを体験して、考えて、出来た!!っていう達成感をたくさん感じて欲しい。。といつも思っています。


7自分に対して、苦手な事があっても許せて、尚且つ自分で工夫しながら、苦手な部分をフォロー出来るような気持ちになって欲しいと思う・・

LD・ADHDを頭で理解していても、毎日の生活の中で親も疲れることも多く、ついつい、子どもに「どうして出来ないの?」という気持ちになってしまう事も多い。

だけど、ありのままを受け入れない親の気持ちは、子どもにどうしても伝わってしまいがちだし、それが続けば、子どもの心には、たくさんの傷が出来てしまう。

出来ないことがあっても、小さな良い事を見つけて、子どもを肯定したプラスの言葉かけのほうが、子どもの心には、生きる力のもとになる良いエネルギーが蓄えられていく、子どもの心を軽く考えてはいけないと、いつも自分に言い聞かせ、反省の育児の日々です。

ADHD(注意欠陥多動性障害),アスペルガー・広汎性発達障害に関連する実行機能,セルフコントロールなど

1実行機能・セルフコントロール・行動の抑制力? 「ADHDのすべて」(ラッセル・バークレー著)の本に、ADHD/ADDに関係のある「実行機能」について書かれています。 バークレー博士は、 「ADHDはどうするべきかわからない障害ではなくて、しなければなことはわかっているのに、その通りにできないという障害だと・・・・。 ちょっと止まり落ち着いて考えることが出来ずにいたら、持っている知識もせっかくの知恵も活用できない。過去の経験を参考にして行動をコントロールすることができない・・・」 これらは、実行機能・行動の抑制力に関係するお話で、とても参考になるお話です。また、実行機能は、PDD(広汎性発達障害/アスペルガー/非定型自閉症)の方の中にも、苦手としている方もたくさんいると聞きます。 実行機能については、「ADHDのすべて」(ラッセル・バークレー著)を御一読されることをお薦めします。
2セルフコントロール(行動の抑制)のしくみとは 人間の言語の特異的な部分は、たったひとつの能力の進化だそうです。その能力とは、メッセージまたは経験した事についての、反応または応答の間に時間差をおく事ができる能力だそうです。(数学者ヤコブ・プロノスキー博士の理論をもとに、バークレー博士はADHD/ADDの実行機能を説明しています) 人間は応答する前により長い時間待てます。この力は、即座に応答する衝動を抑えるというより大きな力に由来します。即座の応答を抑えることにより、次の4つのことが可能になるそうです。 行動の抑制ができれば、次の4つの実行機能ができるそうです 1、出来事の事態を評価するために、
(1)情報 / 出来事の客観的情報、出来事の個人的意味合い (2)情動・感情 / 自分の感情もしくは情動反応(情動とは、感情のうち、ふいにひき起こされた、一時的な怒り、恐れ、喜び、悲しみなど・・)
(1)情報と(2)情動・感情、それらの事態を評価するために、 まず区別し、即座の反応を、抑えて待ち、脳は情報を二つの部分に分ける時間を与えられる・・・そうです。 人間にはこのような能力が備わっていて、この力を発揮すれば与えられた情況に、よりよく対応できるということです。感情的に反応すれば、必ずしもよい結果がでないことを、人は経験でそれを知ってといると・・
3ADHDの子は状況にたいする反応、(1)情報と(2)情動・感情というように区別し、分析しながら抑制するということが苦手・・・。事実から感情を切り離す時間が与えられない?(感情・情動のみ優先すぎる?)ようで・・・、衝動的な行動をしたり、やるべき事ができなかったりするのだそうです。  ただし、情報から情動を切り離す能力そのものが阻害されているわけではなく、ただあまりにも出来事に対しての反応が早いので、能力を充分に発揮できていないか?、よりよい行動ができないか?のどちらかだそうです。出来事に対しての衝動をコントロールしないで行動するので、感情と事実を分ける時間がないのだそうです。 また、これが長所となり、ADHDの人は、情熱的で、感情豊かとなり(感情・情動が優先なので・・)、その能力をうまく発揮して、職業に生かしたりする事もできるとも言われます。
2、過去の概念をもち、そこから未来の概念をつくりあげる 出来事への反応を遅らせる能力により、 出来事を短期記憶に送り、体験した出来事について考えたり、過去の記憶と照らし合わせて比べるができます。過去の知識を現在の行動に役立てて、失敗から、成功を学ぶというのがあります。 ADHDの人は、時間を知覚(感覚器官を通して外部の物事を判別し、意識するはたらき)する力が弱いので、反応が早すぎて過去の出来事を応用したり、近づきつつある出来事(未来)に対しての準備も足りなくなってしまうそうです。ここでいう反応が早いというのは、常に感情・情動が優先だから・・という意味での反応だと思います。 でもそれが長所となれるのが、未来に対して恐れを抱かない事だそうです。
3、自分に話しかけ、それにより自分の行動をコントロールする 自分に話しかけることによって、自分をコントロールすることについてと、ADHDとの関係は充分な証拠はないそうですが 、ADHDの子供はなぜしゃべりすぎるのか?、つまり多くのことを口に出しすぎているのではないかと・・。自分の感情に対して自自身で言い聞かせたりが苦手なので、感情がすぐに表に出てしまうということにもつながる・・ということだそうです。 また、しゃべりすぎる方もいると思いますが、逆に黙ってしまうということもありますよね。。これも、その人の感情・情動が優先してしまい、何を話したら良いかわからなくなってしまう・・。または、頭の中が混乱していて、うまく話しを引き出せずに、黙り過ぎてしまうこともあると思います・・。
4、取り込まれる情報やメッセージを分解・統合して新たなメッセージや応答として外部に発進する ADHDの子供に、1つの問題にたいする解決方法を短時間ででたくさん出すようにと実験したところ、他の子供ほどうまくできなかったという研究結果があるそうです。 他の子供ほど対象になることについて、調べたり評価したりしないので、それだけ分析がされていないということであり、新たにその考えを統合することについても、問題解決の策やそれについての想像力も少なくなってしまうとゆう事だそうです。 行動を自分で抑制できないからこそ、外部の環境調整などで補う必要があると・・・。
4実行機能をどのように身に付けていくか・・? 例えば薬の力によって、行動する前にいったん止まって待つ事ができる・・。そのため判断力も伸びるし、自己コントロール力も改善することが出来る・・。 また、内面の働きで行動を抑制することが出来ないので、同じ働きを外部つまり周囲の環境を調整する。 紙に予定を書いて張っておく・・・、生活の枠組みを作っておく・・・が、ADHDの生活にとても良いというのは、この実行機能との関係だ思うと、なぜ枠組みが必要なのかが、理解しやすい気がします。
5実行機能と短期記憶との関係はどうなんだろうか? 事故で怪我をおって短期記憶の部分にダメージを受けた人と、ADHDの人との違いを、リハビリの先生と話した事がありました。 事故で怪我をおって短期記憶にダメージ受けた人は、そこの部分をカバーしようとする意思(いわゆる4つの実行機能)の能力はダメージ受けていないから、いろんな方法を試みて、感情や情動ばかりに流されたりしないし、また行動を分析し、統合するのも出来るので、自分の出来ないところを、フォローしようとすることが、うまく出来るんですよねと・・・。 その姿は、周りからみるととても努力家と見える、前向きの人に見える。でもADHDは、その実行機能に問題あるから、誤解され、理解されるのが難しいのだよねって・・・。

ADHDの多動/注意集中困難/衝動性と薬物療法

1ADHDの多動/注意集中困難/衝動性と関係する、薬物療法と環境と対応で思うことと、環境や対応によって、問題行動や衝動性が変化することなど...リタリンが処方されていた当時の薬物療法の話です) ( ▼コンサータに関しては、こちらのページでのお話がご参考になります  http://www.ashappy.net/adhd/adhdldpdd/adhdldpdd-con.html ) ・・・薬の効果は、人により様々ですので、自分の子どもを通しての、”リタリン”というお薬についての理解です。あしからず・・・ ADHDの多動・注意集中困難(不注意)を抑えるのに特に効果がある薬物療法としてリタリンがありますが、衝動性などについては、その子どもに合った適切な対応がないと問題行動はなかなかよくならない場合がある、と聞きます。うちはまさにそうでしたので、納得する話しでした。 ADHDの多動・注意集中困難があると、学校で45分ほどの授業が何回も繰り返されることは、本人にとって苦痛でしかないものであり、授業中騒いでみたくなったり、動きだしたくてしょうがなかったり、また無理して我慢すれば、今度はイライラしてくるのが、ADHDの子に多いですよね。(ADDであれば、集中困難で、授業中ボーッとしていたり、頭の中で、自分の好きなことをだけを考えたりしていて、そういう意味で話しを聞いていなかったり・・・。) 45分ほどの何度も繰り返される授業に対しての、動きたくなることへの我慢しなければいけない苦痛やイライラ、集中できない気持ちなどが、リタリン服用で和らぐと、イライラや苦痛からくる、衝動性も減るというのもあると思いますし、注意力散漫で、視覚優位で目に付く事を転々とやりたくなるとか、聴覚優位で人の話している間に、いきなり会話に割り込んでしまうとか、そういった不注意からくるような衝動性に関しては、リタリンは効果あると思うのですが、 息子の場合の衝動性は・・・と言うと、自分の考え方を主張しすぎたり、気持ちの気り変えがうまくいかず、カッとなって、先生に反抗したり、友達に文句言ったりというのがあったのですね。自分の考え方を主張しすぎたり、気持ちの気り変えがうまくいかない部分については、
2自分の考え方や思いや感情を主張してしまう衝動性などは、多動・注意集中困難の世界では、それらを抑えることを、経験として学びづらかったのがあるのではないかというのは、もちろんあると思うのですが、他の要因としては・・ 人の話しを聞く、聞き取りも苦手なLDや、感覚統合もうまくいっていなかったので、自分以外の周りの状況を取り込むのが、非常にうまくいかない(こういったところは、自閉傾向のお子さんや、アスペルガーのお子さんに近いかもしれません)。ADHDだけでない他の要因があったので、衝動性までは、すぐに効果が出ませんでした。。 なので、アルファの衝動性に関しては、いくつかのアルファなりの要因を考えた上で、本人がこれらの衝動性を抑えることを、経験として学べるように、アルファにあったやり方で、教えていかなければいけないといった感じだったのです。 (リタリンだけでは、問題行動がなかなかよくならない場合、他のお薬と併用する場合も多いようです。薬を併用しても、すぐにはよくならない場合もあります。薬だけでなく、理解、対応、配慮も充分考慮に入れ、薬を使われる方が多いです。)
3LDを重複しているので、LDの部分には薬が効かないので、LDの部分にも配慮した指導や関わりが必要ですし・・。ADHDの環境としては、明確・わかりやすい枠組みを作ってあげることも大事ですし、自尊心を低下させるような環境や関係を作らないようにすることなどもあります。 。 リタリン等の薬を服用して、多動がおさまったとしても、「その子供に合った適切な対応がないと問題行動や衝動性は、なかなかよくならない場合がある」、というのは、ADHD以外に自閉的、アスペルガー的な傾向や、社会性の中から学んでない心の発達の未熟などを、抱えている子どもも、たくさんいると言うことなんですよね。 精神的なこと(自尊心の低下など)が原因で、衝動性がおさまらない というのもよく聞きます。ADHDを持っている子ども(大人も含め)、ADHDと同時にLDを持っている子供もたくさんいます。なので、ADHDだけではなく、LDとしても、生きにくいものを持って過ごしている部分があるので、うまくいかないことが多く、自尊心が余計に低下しやすいというのがあったりします。。 ADHDの講演会のお話しの中で、問題行動がひどく手がつけられない子がいて、その子の対応としてまず、学校中の先生達に必ずその子を見かけたら、好ましいなんかしらの言葉がけ(あいさつだけでもよい)をしてくれるように・・・と指導したら、1ヶ月で問題行動が減ったそうなんですね。。今まで、否定されるばかりの環境にいたので、自分を肯定してもらえることが少なかったのですよね。。
5衝動性がおさまっても、集団活動の場でなかなか皆と楽しもうとしなかったりするとも聞きます。今までの経験でうまく関われなかったことを、気にしていたり、また皆の中にうまく入っていく方法を、経験として身についていなかったりなどがあるので、薬で多動などが落ち着いても、 うまく出来ないという精神的な思いや、社会性の未熟さで、集団活動に参加しようとしない時は、学校の理解や指導の中で、皆の中に入れるように少しずつ、本人にあった声かけや対応をしてもらったりすると、良いんですよね。。(ここまで、配慮してもらうのは、とても大変なことですが、やってくださっている先生方には、本当に感謝いたします) 薬により、問題行動が一見減ったように見えても、自分はダメな人間だという自尊心が低下してしまうと、マイナス感情からくる衝動性や問題行動が、新たに出てきてしまい、なかなか良くならないということがあるのです。 叱責ばかりはいけないと言うのは、もちろんですが、ADHDの子は不器用なので皆の前で上手くできない、失敗ばかりしてる経験を積むだけでも、自尊心がどんどん低下してしまいます。 なるべく皆の前で、子供が失敗をしてしまわないように、配慮してあげることも大切だと言われています。 学校の指導では、怒らなければ良いという考えばかり強く残っていて、皆の前で上手くできない本人の気持ちまで、気にとめてくれる先生は、なかなか少ない気が致します。 。。 少しでも、みんなの前で本人の自尊心が高まるようなことを、うまく仕向けてくださることを続けて下されば、子ども自身の自尊心が、徐々に高まり、自信がでて学校生活に対して、前向きな気持ちになれると言われています。
4薬の量・副作用??我が家の場合 息子は、小学校からリタリンを服用はじめました。幼児期の段階で、ADHD-多動がある、というのは、知っていましたが、幼稚園の頃は、リタリンを使いませんでした。 多動児だからこそ、せめて、幼稚園くらいは、体を動かす遊びがたくさん出来る、自由保育の園にして、薬で、多動を落ち着かせるのではなく、体をたくさん動かして、感覚統合の発達を促してあげたかったからなのです。 感覚統合からみた多動児の理解の仕方があります。お子さん、それぞれだと思いますが、息子に関しては、感覚統合の考え方が、私にとっては、とても理解できる理論でもあったのです。。 親しいお母さんには、幼稚園の発表会・運動会くらいは、飲ませているという方もいます。私も、発表会・運動会など、行事の苦手な子どもに、無理して辛い体験をさせるくらいなら、そういった時くらいなら、薬服用しても良いのでは・・とも思っています。
5小学校からリタリンを服用となったとき、最初は、5mgからスタートしました。錠剤を粉にしてもらい、1mgずつ、様子を見ました。 11mg以上だと、吐き気がする、頭が痛いと言うので、量は、10mg以下から7.5gくらいを目安にしました。 粉は、適量を量って処方してもらえるのですが、息子は、「粉は、苦いから嫌だ」というので、錠剤(1錠=10mg)を、錠剤カッターで、4/3(約7.5mgの量くらいに切り、服用していました。 また、お昼には薬の効果が切れるので、朝に、7.5mg飲んだ後は、今度は、お昼の時間、給食を食べる前後に、5mg服用していました。この5mgも、錠剤カッターで1/2にカットした量です。 1日の中で、2度目の服用の際には、少し量を減らしても、効果があるというので、様子を見たところ、確かに減らしても、効果があったようなので、お昼に服用する量は、5mgとなりました。 1/2(約5mg)にカットした錠剤を、小さなチャック付き部品袋のような袋に入れ(100均一のお店で売っています)、学校の保健室の先生に、管理をしてもらっていました。 薬の飲み忘れがあるので、担任の先生、保健室の先生には、薬の服用と管理についてまで、理解して頂き、そういった面でも、本当にお世話になりました。
6副作用については、11mg以上だと、吐き気がする、頭が痛いとなりますが、7.5mgでも、給食が食べれない、というのがありました。 牛乳は、かろうじで、ちゃんと飲むそうなんですが・・ もともと少食で、強い偏食があるのですが、リタリン服用で、ますます給食が食べれなくなるようなんです。なので、朝、食べさせる、そして、学校から帰宅後は、「お腹空いた!!」と、なるので、学校から帰宅後に、たくさん食べさせました。 また、もともと少食な上に、リタリン服用で、食べれなくなると、お腹が空きすぎて、胃が痛くなるようなこともありました。そういった時は、「強力わかもと」などの、毎日飲んでも大丈夫な、作用の穏やかな胃薬を飲んだりもしました。 年齢が上がるにつれ、4年生くらいから、徐々に給食も少しずつ食べれるようになりました。後から思ったのは、リタリンを服用すると、偏食傾向が更に強まるような印象がありました。 偏食は、年齢と共に、食べれるものが、徐々に増えてきたりするので、リタリンを、辞めた6年生の頃には、給食も、かなり食べれるようになってきました。大好きなものが、給食に出た時には、何度もおかわりしたがるくらい、食欲も、随分と出てきました。
7リタリンは、覚醒作用が強く、眠れなくなると聞いていますので、朝と、昼の、2回の服用のみ、不眠傾向の強い息子には、夕方以降は、飲ませませんでした。 学校では、薬の作用で、多動が減ったといっても、それは薬の作用があるときだけですので、帰宅後は、薬の効果も切れ、多動児に戻るわけですから、毎日、体を動かす遊びや、運動をするように心がけては、いました。。。 友達付き合いがヘタ、ボール遊びも、ぎこちない、自転車乗りも苦手な息子で、放課後、外で遊ぶより、家でゲームばかりということも多くなりがちでしたが、多動児なのに、ゲームばかりというのも・・・、 ゲームしながら、興奮して、ジャンプしたりして、動いてはおりましたが(^^;)、 もう少し、運動に近い体の動きをして欲しかったので、体操教室や、スイミングスクールにも通ってました。 体操教室などは、運動神経が鈍い子・多数所属の体操教室でしたので、ラッキーなほうだったのかもしれません。 理解して受け入れてくださるところがあり、本当に感謝しています。
1ADHDの多動は、 小学4?5年生(10歳くらい)から、ほぼおさまると言われています。高学年になっても、多動が目立つというのは、情緒的な問題や、その他の要因も関係しているとも言われています。 (また多動がおさまったからといって、注意集中が必要である場合も多くあるので、薬は年齢の成長に伴って必要でなくなるというより、お子さんそれぞれ、その人の障害の特性により、その方にあったお薬が必要な場合はもちろんあると思います) 夜、家庭学習をする時も、落ち着いて出来ない時は、夜一緒にジョギングしたり・・・、リタリンを、服用しなくなった6年生以降も、体を動かす遊びや、運動だけは、かかせません?。 小さいですが、トランポリンも、我が家にはあります(^^;) 授業中、着席し続けることが大変だった多動児の息子は、小5くらいで、リタリン無くても、随分と落ち着いてきました。。でも、多動が、貧乏ゆすりに変ったというカンもあります。(汗) 成人になっても、何かしらのスポーツは、続けてほしいと思っています。 多動が、貧乏ゆすりに変ったぐらいの息子ですから、体を動かすこと、運動は、多動を持っている人にとっては大切だと思っています。
2実行機能・セルフコントロール・行動の抑制力とは?ADHDのすべて」(ラッセル・バークレー著)の本に、ADHDに関係のある「実行機能」について書かれています。 (数学者ヤコブ・プロノスキー博士の理論をもとに、バークレー博士はADHD/ADDの実行機能を説明しています) バークレー博士は、 「ADHDはどうするべきかわからない障害ではなくて、しなければなことはわかっているのに、その通りにできないという障害だと・・・・。 ちょっと止まり落ち着いて考えることが出来ずにいたら、持っている知識もせっかくの知恵も活用できない。過去の経験を参考にして行動をコントロールすることができない・・・」 これらは、実行機能・行動の抑制力に関係するお話で、とても参考になるお話です。 お薦めの本です! また、「手のつけられない子それはADHDのせいだった」(メアリーファウアー著) は、 ADHD児のお母さんが書いた本です。実行機能について、母の視点からの話があり、とても身近な気持ちで、読める本です。また育児においても、とても参考になる本です!
3前頭前野は、人との関わりのなかでよく育つとも聞きます。 私は、アルファが1歳から2歳半くらいまで、仕事をしていたので、母子の関わりが大切な時期に、たくさんの関わりをもつ時間は短かかったと思います。幼児期の大事な時期に、母子の関わりが少なかったから、それが原因で、アルファが友達との関わりにうまく入っていけないのでは、というわけではないし、そもそも育て方でADHD・LDになるわけでもないし、、、だけど・・・ 発達障害がある子どもの場合、周囲の環境によって発達が促される要素はとても大きいので、そうゆう環境が少なければ、促される要素も減ってきてしまうというのは確かにあると思います。ひとりっこがいけないというわけでも、お母さんが働いているのがいけないということではないのですが、 子どもによっては、兄弟がいなくてもよく育つ子と、いたほうがよく育つ子といろいろいると思うのです。アルファのような、聞き取りが苦手・不器用なタイプの子はやはり兄弟や、家族の関わりはたくさんあったほうが良いなぁと思うことが多いです。ADHDと関係のある実行機能などは、前頭前野の働きの中にあるそうです。前頭前野は人との関わりのなかで、よく育つと言われています。

ADHD/ADD(注意欠陥多動性障害),症状,特徴,DSM-IV診断基準?

bara.jpgADHD/ADDは、例えば、こんな特徴や症状や状態が...

1) 朝の支度に時間がかかる。ただ服を着るだけなのに、とんでもなく時間がかかる。 (実行機能の関係?)

2) 家であろうとレストランであろうと、まともに食事ができない。座っていられず、兄弟にちょっかいを出し、みんなの食事のじゃまをする。(多動性?)

3) 同時に複数の指示を覚えられないよう。例えば、隣の部屋に行ってハサミを取ってきなさい、と言ったとする。 隣の部屋に行ったときには、何を取りに行ったのか忘れている。 (ワーキングメモリーの関係?)

4) しょっちゅう人のじゃまをする。 (衝動性?)

5) 何かをすると約束しても、やらずに放ってある。本人は忘れていたと言うが、とうてい信じられないし、イライラさせられる。 (ワーキングメモリー、実行機能の関係)

6) 何をするにも手間取る。(実行機能の関係?)

7) プラスの性質がたくさんある。たとえば、エネルギーにあふれている、熱意がある、優しい、目に「何か特別な」輝きがある、想像力が豊か、直感力がある、粘り強い、決断力がある。  (ADHDの長所!!)

8) 失敗をとりつくろうために、とっさにほらを吹いたり、信じられないような説明をする。  (セルフモニタりングがへただけど、自分なりに自分を弁護している?)

9) 遅刻の常習犯で、ときには約束そのものを忘れてしまう。 (ワーキングメモリー、実行機能の関係、生活全般がだらしなくなりやすい?)

10) 授業に集中していないと教師に叱られる。家でも同じように叱られる。 (注意集中との関係?)

11) てきばき行動するのは不可能に近い。(実行機能の関係?)

12) 冒険や危険など、刺激が強いことは何でも好き。  (衝動的、自分から刺激を求めてドーパミンを増やそうとしているのか?)

13) なぜか、急に注意を集中させる。とくに、興味のあることに対しては完全に没頭する。 (注意集中を全般的にうまくコントロールするのが苦手。 でも時には長所になりえる!!)

14) じっと座っていられない。(多動性?)

15) 教師や親が仰天するようなことを突然口走る。軽率な言動が多い。 (衝動性?)

16) 目を離せない。じゆうぶん注意して見張っていなければならない。 (衝動性、多動性などで何をしでかすかわからないので)

17) 気分にムラがある。(自分の気持ちをコントロールするのがが苦手)

18) こらえ性がない。待つことができない。 (多動性、衝動性。 自分の気持ちをコントロールするのがが苦手)

19) 時間感覚がないに等しい。「今」と「今でないとき」 の二つしかない。 (多動性、衝動性。 自分の気持ちをコントロールするのがが苦手)

※( )内については、私の勝手な意見です。正式な専門意見ではありませんのでご注意!


bara.jpg診断基準DSM-IVでは・・・

ADHD/ADDの診断基準によく使われている、アメリカの精神疾患の分類と診断の手引き第四版 (一般に「DSM-IV」といわれる)

A 次の、(1)、(2)のいずれかに該当する

(1) 不注意を示す以下のような症状が6つ以上あり、それらが少なくとも6ヶ月以上持続し、発達レベルにそぐわない不適応が認められる

<不注意>

a) 学業、仕事、またはその他の活動において、綿密に注意する事が出来ない。 または、不注意によるミス・過ちが目立つ。

b) 課題・仕事または遊びの活動で注意を持続する事が難しい。または困難である。

c) 直接話し掛けられた時に、聞いていないように見えることが多い。

d) 反抗的な行動または指示を理解できないということではないのに、指示に従えず、学業、用事、または職場での業務をやり遂げる事ができない。

e) 課題や活動を順序立てる事が苦手・困難である。 f) 学校の宿題や課題など、精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う。

g) 各種の作業や課題や活動に必要なもの(おもちゃ、教材、鉛筆、本、道具など)をよくなくす。

h) 外からの刺激によって容易に注意をそらされる。

(2) 多動性ならびに衝動性を示す以下のような症状が6つ以上あり、それが6ヶ月以上持続し、発達レベルにそぐわない不適応が認められる。

<多動性>

a)よく手足をそわそわと動かし、または椅子に座っているときにもじもじする。

b)教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れることが多い。

c)不適切な状況(おとなしくしていなければいけない状況など)で、余計に走り回ったり高い所へ上がったりする (青年または成人では落ち着かないように感じられるだけのときもある)。

d) 静かに遊んだり余暇活動につくことができない。

e)”じっとしていない(動き回る)”または”まるでエンジンで動かされてるように”行動することが多い。

f) しばしばしゃべりすぎる。(おしゃべりが目立つ)

<衝動性>

g)質問が終わる前に出し抜けに答えたりする。

h)順番を待つ事が困難・苦手である。

i)人の邪魔をしたり、介入したりする傾向がある。(人の会話やゲームに割り込むなど)。

B 多動性-衝動性または不注意の症状のいくつかが7歳未満に存在し、障害を引き起こしている。

C これらの症状による障害が2つ以上の状況において(例えば、学校〔または仕事〕と家庭) 存在する。

D 社会的、学業的または職業的機能において、臨床的に著しい障害が存在する明確な証拠が存在しなければならない。

E その症状は広汎性発達障害精神分裂病、またはその他の精神病性障害の経過中のみ起こるものではなく、他の精神疾患(例えば、気分障害、不安障害、解離性障害、または人格障害)ではうまく説明されない。

<混合型>(ADHD

過去6ヶ月間、(1)不注意と(2)多動・衝動性の基準をともに満たしている場合。

<不注意優勢型>(ADD)

過去6ヶ月間、基準A1を満たすが基準A2を満たさない場合。(多動のないADD)

<多動性?衝動性優勢型>

過去6ヶ月間、基準A2を満たすが基準A1を満たさない場合。このタイプの半数は小学1年以下で、学校生活が、始まる時期に不注意のある事がわかってくる。彼らの多くは、<混合型>の診断基準を満たすようになる。


bara.jpgダニエルGエイメン博士...

3人の子供がADDで世界でごく少数しかいない核脳画像解析ライセンスをもつ、臨床神経学者、精神科医です。

ADHD/ADDに関する書籍で、「わかっているのにできない脳(上下巻)」は とても参考になる本でお薦めです! 他に、「愛と憂鬱の生まれる場所」など著書があります。

(エイメンクリニックに実際に行かれたブーゲンビリアさんの投稿記事があります.参考になりました!)

一般にADHD/ADDは単一の障害として治療されているが、博士の研究によれば、ADHD/ADDには異なる6つのタイプがあり、それぞれ治療法も違う。 治療法(主に薬の処方)があわなければ逆に症状が悪化するケースも あるという。

多くの場合、ADHD/ADDの診断の基準になるのは表に現れた症状であり、脳の機能が注目されることはめったにない。3人のADDの子供をもつ博士は、後者の重要性を強く認識するようになった。

典型的なADHD/ADD患者の場合、何かに集中しようとすると、注意力の持続や短期間の記憶、予測をつかさどる脳の領域の活動が低下する。リタリンのような興奮剤は、この領域に刺激を与えるとされるが、ADHD/ADD患者のなかには、興奮剤が効かないケースもある。研究の結果、こうした患者は脳の活動パターンに違いが見られることがわかったという。博士はADHD/ADDを以下の6種類に分類した。

タイプ1 標準型

一次的症状(注意力の散漫や支離滅裂な行動)に加え、多動性、情動不安、衝動性がみられる。早期に発見されることが多く、興奮剤(リタリン)による治療が最善。高タンパク質食品による食事療法も効果がある。

タイプ2 注意散漫型

一次的症状に加え、身体的・情緒的活力に乏しい。大人になってから初めて診断される。男性より女性に多く、「怠け者」や「変人」のレッテルを張られることが少なくない。治療には、興奮剤(リタリン)と高タンパクの食事が効果的だ。

タイプ3 過剰集中型

一次的症状に加え、認識能力が硬直的で、関心の対象が1つに集中してしまう。思考・行動ともに消極的で、不安や恨みをかかえ理屈っぽい。近親者に依存症や強迫的傾向のある人がいる場合も少なくない。 このタイプの患者に興奮剤だけを処方すると、自分のかかえる問題しか考えられなくなる。そのため、抗鬱剤と興奮剤、高炭水化物食品による食事療法を組み合わせた治療を行う。

タイプ4 側頭葉型

一次的症状に加え、短気、周期的な不安、記憶障害や読字障害などの症状がある。頭部外傷の経歴のほか、近親者に学習障害や情緒障害の傾向があるケースもみられる。 興奮剤だけの処方では、かえってイライラが増す。抗けいれん剤や高タンパク食を組み合わせた治療が効果的。

タイプ5 大脳縁辺系型

一次的症状に加え、軽い憂鬱、活力の低下、低い自尊心、イライラ、孤立、食欲減退、睡眠障害が見られる。興奮剤だけでは、情緒不安やイライラを助長してしまう。クリニックでは抗鬱剤とともに、エアロビクスとバランスのよい食事を勧めている。

タイプ6 「炎の輪」型

一次的症状に加え、極端な情緒不安定、かんしゃく、柔軟性の欠如、短絡的思考、過度のおしゃべりがみられる。音と光に敏感に反応する。患者の脳の画像には、過剰な活動を示すリングが見られる。 興奮剤は症状を悪化させるだけだ。私が担当する患者には、抗けいれん剤にプロザックなどの抗鬱剤向精神薬を組み合わせて処方している。エアロビクスも効果的だ。

ADHD/ADDは多面的な疾患であり、適切な治療をすれば効果は見られると博士は述べています

これを読むと、アルファは、タイプ1 標準型の説明に近い部分があるので、タイプ1の話が、理解・支援のヒントになりそう・・・。早期発見できしかも、リタリンがとてもよく効くタイプなので。。。。

日常では・・・生活の中での枠組み(ADHD/LD/PDD)

1日常では・・・生活の中での枠組み

(小2の頃にこのページを載せました・・・)

家庭学習・お手伝いなどで、ポイント貯めるのはなんとかやっているけど・・・

最近では、あまりポイント制はやっていません(^^;)

生活の中でやるべき事がなかなかできません。お風呂に入る事、時間割の用意、勉強する・・・など何度言ってもやろうとしません。ADHDの子は何をすべきかの枠組みが必要だと言われていて、家での枠組みつくりとしては、ホワイトボード&白いマグネットのラベルを多用してます(笑)

(最近(小2・1月)、言葉がけでだいぶ出来るようになってきて、どうしても生活が乱れてしまいがちなときに、ホワイトボード&白いマグネットのラベルを使ったりしてます・・ 。)


2朝起きた時

ホワイトボードに、白いマグネットのラベルで項目をそれぞれ書いておいて、(朝の準備は流れが決まっているので順序はほとんど変わらないんですが・・)

項目は、・歯磨き、・洗顔、・着替え、・パジャマをカゴにしまう、・朝食、・薬服用、・ハンカチ・ちり紙持つ、・5分前の時間、・そのあとに出かける用意をする項目を入れる

ひとつ終わるごとに丸いマグネットで印をつけておいて、その日に持っていく、持ち物はボードに書いて、朝のしたくの流れが書いたボードを使って、ひとりで出来る練習をしています。。。(したくの練習はさぼる時多いですけどね・・・朝は、どうしてもボッーとしすぎて、、、、)


3夕飯から寝るまでは

ホワイトボードに、白いマグネットのラベルで項目・時間をそれぞれ書いておいて、そのラベルに書いてある、夕飯・お風呂・自由時間・勉強・運動・時間割の項目を時間が書いてあるラベルと組合わせて、自分でスケージュール組んでやります。私が全て決めてしまうと管理されているような雰囲気が強くなるので子供が自分で決めるようにします。

そして、お風呂・勉強・運動・時間割・片付け・お手伝い・部屋の電気を消す・etc... などの書いてあるカードを用意して、カードの裏には、出来た時のポイント数、すぐにやらないときのマイナスポイント数を書きます。えじそんくらぶで教えてもらった箱を3つに区切り、「これからやること」、「今やってること」、「終わったこと」を順に箱にそれぞれカードを入れてやると、何をどこまでやったかわかりやすいようです。


4幼稚園の頃は、多動が激しくて生活の中での、枠組みのようなことはできませんしたので、小1から、始めました。 

が!まだまだ自分ひとりではすんなりこなせません。出来るようになるには親の根気がかかってると思いました・・

でも、少しづつ出来る事も増えています。例えば、片付け?これは小1の頃まで一緒に片付けしていました。一緒に片付けしていても目の前にあるおもちゃにココロ奪われ片付けがストップし、遊び始めたり(^-^;)してたのですが、今ではだいぶ、ひとりでも片付けできるようになってきたのです!! 

あと、約束ごとをすっかり忘れてしまって、守らないので、テープに録音したりするときあります。。。すると、あとで「ボクそんなことするなんて言っていない!!」と言いながら約束を守らないというのが減るかしら??と思ったのです。不思議とテープに録音すると、自分の言ったこと覚えていてくれます・・(テープを使うのに反感持つ子もいると思うので、その子にもよると思いますが)

ポイント数は、主におこずかいとして使わせています。

なんとかためてコロコロコミックが買えるくらいの金額になるように設定してあります。


5チェックシート

今まで、一日のやることを、カードとホワイトボードでやっていたのだけど、なんとなくSHU?も以前よりまた落ち着いてきたので、チェックシートをワープロで作ってみました。

項目は

● 朝の用意を自分でする

・着替え

・顔洗う

・歯を磨く

● 学校の用意をする

・時間割を揃える

・手紙をママに渡す

・明日の持ち物を揃える

(給食セット・体育着・図工・生活・その他…)

・ふでばこの中をチェックする(鉛筆は削っておく)

・汚れた物は洗濯に出す

● 部屋の片付け

● 食事の片付け

● お手伝い

・ゴミ出し

・猫のトイレ

・新聞取りに行く

・手紙を取りに行く

・(その他のお手伝い)

● スケジュールを守る

● ゲームの時間を守る

● 勉強をきちんとする

● 寝る前に本を読む

★★★外でたくさん友達と遊ぶ

★★★運動をたくさんする

★★★★★人の話しをちゃんと聞く

合計

昨日と比較

目標比較

ポイントは、花丸4pt、◎3pt、○2pt、△1pt、×?2ptで、pt数がそのままおこずかいになるという感じです。

今まではなんとなく手書きで作ったりしてたのだけど、ワープロで作ったほうが、SHU?も読みやすいし、私もやりやすそう(手書きだと、字汚いから・・)

3日坊主にならないことを、親子で祈ろう・・・(ーー;)

シートでは、前の日ときちんと比較できるように、寝る前に一日の行動をお互いに一日を振り返る時間も作ることにしました。


6一日の振り返りノート

・本人自身の一日の生活で良かったこと・反省すること、

・私に対して良かったこと・反省したほうが良いこと(親への要望・不満の意見)

・私自身が一日の生活で良かったこと・反省すること

・私が感じたSHU?の良かったこと・反省したほうが良いこと

などを振り返りノートに書くことにしました。どんな感じでやっていけるかな???


71日1回は 簡単な運動をするようにしています。本当はもっとしたいのですが、、、なかなか大変で。。

最近、運動することに抵抗はなく、楽しんでやるようになりました。3歳から、お風呂のあと運動しているのですが、幼児期は運動していてもふざけすぎてなかなかまともに運動出来ませんでした。運動の内容は、腹筋、背筋、スクワット、回転運動、手押し車、アシカ歩き、ブリッジ・・・などです。子供と一緒にやって、母は美容体操です(^^;)

アシカ歩きのときに、一緒に「アウっ!アウっ!」と言いながらやると、受けます(笑)

(あと左脳・右脳の両方の連携がうまく働くため運動もあるようで、これも本当にちょっとだけやってみてます。。ちょっと、ダンスっぽい動きなんです。)

すばしっこい動きするわりには、運動神経が鈍く、腕力もないので力をつけてほしいところの運動をしたりしてます。

小2になってからは、夕方5分?10分軽いマラソンをするか、(マラソンのある日は、夜の体操はお休み)、休日室内プールに行くようにして、有酸素運動もたくさん出来るようにしたいと思っています。